介護福祉事業情報ラボNursing care work Information Lab

これから介護事業者を目指すならどの形態でサービスを提供するか内容の確認を!

2019.12.18
分類:経営

介護サービス事業には、介護給付サービスと介護予防サービスがありますが、このうち介護給付サービスは要介護者を対象としており、居宅介護サービス、居宅介護支援、施設サービス、地域密着型サービスなどがあります。

介護サービス事業を始め事業者として運営するためには、都道府県や市町村などから指定を受けることが必要です。

どのような介護サービス事業の種類があり、どのような方がサービス利用の対象となるのか、特徴などを把握しておきましょう。

施設サービスの介護事業の種類

介護老人福祉施設

寝たきり状態であるなど、常に介護が必要で在宅介護が難しい方を対象とした施設で、日々の介護や日常生活上の世話などを行います。

介護老人保健施設

病状が安定しているため入院治療の必要はないものの、自宅で生活できるようになるまでのリハビリテーションを中心とした医療ケアや介護、日常生活上の世話などを行います。

療養型医療施設

長期間に渡り療養が必要な方を対象とした医療施設で、療養上の管理や介護、機能訓練などを行います。

 

居宅介護サービスの介護事業の種類

訪問介護

ホームヘルパーが利用者の自宅を訪問し、食事、入浴、排せつといった介護を行います。

訪問入浴介護

浴槽を積んだ車で利用者の自宅を訪問し、自宅で入浴の介護を行います。

訪問看護

看護師や保健師などが自宅を訪問し、診療状況の確認や指導などの補助を行います。

訪問リハビリテーション

理学療法士や作業療法士などが利用者の自宅を訪問し、心身を維持・回復できるようにリハビリを行います

居宅療養管理指導

医師や歯科医師、薬剤師などが利用者の自宅を訪問し、療養上の管理や指導を行います。

通所介護(デイサービス)

日帰りで施設に通い、食事や入浴、機能訓練などを行います。

通所リハビリテーション(デイケア)

日帰りで介護老人保健施設や指定事業所に通い、リハビリなどを行います。

短期入所生活介護(ショートステイ)

短期間のみ特別養護老人ホームなどに入所し、食事や入浴、排泄などの介護やリハビリを行います。

介護福祉用具貸与

日常生活上の便宜を図る上で必要な用具や、機能訓練に必要な用具を貸し出してくれるサービスです。

特定福祉用具販売

日常生活上の便宜を図る上で必要な用具や、機能訓練に必要な用具を販売するサービスです。

住宅改修

自宅への手すり設置や、段差を解消してバリアフリー化するといった小規模な自宅の改修工事を行います。

 

居宅介護支援の介護事業の種類

居宅介護支援

心身の状況などを勘案した上で、適切な居宅サービスを利用できるようケアプランを作成します。