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介護事業者が導入したいアフターコロナに対応するためのオンライン研修とは

2022.08.22
分類:総務

新型コロナウイルス感染拡大の影響後、アフターコロナへの対応に向けて、「オンライン研修」などを導入する企業が増えつつあります。

オンライン研修であれば、場所を問うことなくどこでも学ぶことができますが、介護事業者なども導入を検討したいところでしょう。

しかし実際に導入したくても、オンラインで研修を行うことに本当にメリットがあるかわからないことも少なくないため、そもそもオンライン研修とは何か、そのメリットやデメリットについて説明していきます。

オンライン研修とは?

介護事業者が導入したいオンライン研修とは、インターネット上で開催する研修のことです。

研修で研修を行う側と受講者側がそれぞれ別の場所から、インターネットを使ってつながり、共有された画面やテキストなどで学んでいくスタイルといえます。

タブレット・パソコン・スマートフォンなどの端末を使い、インターネットにつながる場所からアクセスすれば、気軽に受講できることもメリットです。

コロナ禍でテレワークが急増したため、研修もオンラインに切り替える企業が増えています。

 

オンライン研修の種類とそれぞれのメリット

オンライン研修には次の2つの種類があります。

・録画配信型

・ライブ配信型

それぞれどのような研修となり、どんなメリットがあるのか説明していきます。

録画配信型

録画した映像を受講者が閲覧する形式のオンライン研修で、時間や回数なども関係なく何度でも受講できます。

ライブ配信型

講師と受講者が同時間にインターネットにアクセスし、リアルタイムで行うオンライン研修です。

 

オンライン研修を導入するデメリット

オンライン研修はインターネットのつながる場所と、接続ツールがあれば受講できることが特徴ですが、企業にとってもコスト削減につながることが大きなメリットです。

しかしコミュニケーションがとりにくいことがデメリットとしてあげられるでしょう。

集合研修であれば、仲間との雑談などコミュニケーションを取りやすいですが、それぞれが違う場所にいるオンライン研修の場合、交流が生まれにくいといえます。

双方向からやりとりはできますが、オンライン研修の方法次第では一方的に講師が説明などを行い、受講者はあくまでも聞くだけといったことにもなりかねません。

ただし介護事業の場合は、すべてをオンラインで完結させることができる仕事ではないため、研修のみインターネット上で行うという形も可能となり、コミュニケーションは現場でとることもできるでしょう。