老人ホームといっても色々な種類があり、どの施設を選ぶべきか迷うことはめずらしいことではありません。
このような場合、誰か詳しい人に相談したいと考えるものですが、老人ホームの入居相談を利用すると安心です。
そこで、老人ホームの入居相談ができる専門機関の種類について説明していきます。
利用者が要望する内容にピッタリの老人ホームを紹介することが入居相談の特徴です。
心身の状況や経済的な負担について、最適な施設の提案を行い、見学予約や付き添いなど行うケースもあります。
老人ホームの入居相談を受け付けている窓口は以下のとおりです。
・高齢者総合相談センター
・福祉事務所
・民間の紹介センター
・担当のケアマネージャー
・市町村などの相談窓口
日本は少子高齢化が進んでおり、介護を必要とする方も増えています。
そのため様々な窓口で入居相談できるようになってしますが、どこを頼ればよいかわからないときには、市区町村の福祉課などでまず相談してみると適切な相談窓口を案内してくれます。
市町村など自治体が設置する地域包括支援センターでも、介護・福祉・医療など地域に暮らす高齢者と家族を総合的に支援しています。
老人ホームにもいろいろな種類がありますが、公共の介護施設には次の4つがあります。
・特別養護老人ホーム
・介護老人保健施設
・介護医療型医療施設
・軽費老人ホーム
・ケアハウス
また、民間の施設は主に次の3つです。
・介護付有料老人ホーム
・住宅型有料老人ホーム
・グループホーム
さらに自立した高齢者向けの施設として、次の2つが挙げられます。
・サービス付き高齢者向け住宅
・高齢者向け分譲マンション
どの施設を選べばよいか、これほど種類が多ければ迷っても仕方がないといえます。
様々なニーズを満たすことができるように、複数の種類に分かれているといえますが、特徴や対象となる利用者は異なります。
たとえ希望していても、入居要件を満たさなければ利用できないなど、すべての特徴を把握することは困難です。
しかし入居相談では、利用者の要望をヒアリングし、それぞれの施設の特徴や入居要件などを確認しながら要望を満たすことのできる施設を紹介してくれます。
老人ホーム選びに頼ることができる場所なので、迷ったときには安心して相談してみることをおススメします。