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コロナ禍の老人ホーム来院者に対する対応方法と見られがちな面会ルールとは?

2023.01.20
分類:その他

新型コロナウイルス感染症が蔓延する中、老人ホームの入所者数は増加傾向にありますが、入所後の面会などのルールはどのようになっているか気になる方もいることでしょう。 

コロナ禍で、両親や祖父母が老人ホームに入所した場合、来院者に対してどのような対応がされているのか、面会する方法はあるのかなど不安は様々です。

そこで、コロナ禍の老人ホーム来院者に対する対応方法と見られがちな面会ルールについて紹介していきます。

コロナ禍の老人ホームで多く見られる来院・面会ルール

コロナ禍の老人ホームで多く見られる来院・面会のルールとして、主に次の4つが挙げられます。

・体調関連のルール

・生活用品受渡し制限などのルール

・手土産に関するルール

・面会時間のルール

それぞれ説明していきます。

体調関連のルール

老人ホーム訪問前には、検温や体調不良の症状の有無の確認、マスク着用やアルコール消毒はコロナ禍での一般的なルールとなっています。

特に老人ホームには、健康面で不安を抱える高齢者が多いため、面接でウイルスや細菌を持ちこむことは避けなければなりません。

老人ホームによっては、ワクチン接種証明書を求められることもあるようですが、陰性証明でも代用できるか確認するとよいでしょう。

生活用品受渡し制限などのルール

検温・マスク着用・アルコール消毒など、新型コロナウイルス感染症を拡大させないための制限が設けられている施設は多いといえます。

そして入居者に洋服や歯磨き粉など、生活用品を受渡すときも、直接本人に手渡しするのではなく、スタッフ経由で行われることもあります。

コロナ禍までは親族以外の方が面会に来院しても、特に制限はなかったといえます。

しかし現在は、親族以外の友人などは面会を制限する施設もあり、熱や風邪症状が見られれば訪問を断られます。

手土産に関するルール

老人ホームに手土産を持っていくとき、多くは食べ物となるでしょう。

しかし体調などで食事制限が設けられていることもあるため、事前にホームのスタッフに確認しておいたほうが安心です。

コロナ禍では、手土産はスタッフ経由で渡されることが多いといえます。

面会時間のルール

老人ホームによって、面会時間は様々です。

9時から19時の時間帯で設定されていることが多く、看取り期などは夜間面会を可能にしていることもあります。

15時から17時、または18時から19時の時間帯は、おやつや食事後、入浴やレクリエーション終了後の時間帯のため、コミュニケーションをゆっくり取りやすくオススメです。