リタイア後の生活では、会社に行くこともなくなり人との交流が少なくなりがちといえますが、サークル活動などに参加することで毎日が充実した日々になるケースは少なくありません。
定年退職後には自由な時間が増え、出勤や退勤の時刻を気にして動く必要はなくなる反面、何もない日々で退屈だと感じることもあるでしょう。
このような場合におすすめなのが趣味を楽しむサークル活動ですが、老後に参加するメリットや介護施設で多く取り入れられている活動について紹介していきます。
リタイア後に特にすることや目的がなく、これまでの多忙な日々に比べれば物足りなさを感じる方もいれば、人と交流する機会がなくなり誰とも会話せず一日を過ごすといった方もいるようです。
このような場合にこそ趣味のサークル活動に参加するべきといえますが、メリットとして次の2つが挙げられます。
・人と交流する機会が増える
・趣味が生きがいになる
それぞれどのようなメリットか説明していきます。
サークル活動に参加することで、人と交流する機会が増えることがメリットです。
老後に人と交流したり友人を作ったりといった機会を増やすことは大切なことであり、同じ趣味を持つ方の集まりであれば共通の話題で盛り上げることでしょう。
共に楽しみを分かち合う存在とコミュニケーションや会話を楽しむことで、日々を充実させることにつながります。
サークル活動に参加することで、趣味が生きがいになることがメリットです。
共通の趣味を持つ方たちと集まれば、好きなことが早く上達します。
誰かと一緒に練習したり作成したりなど、お互いにアドバイスし合うことなどでより親しくなることができ、発表の場などがあれば同じ目標に向かってみんなで頑張ることができます。
介護施設でも、利用者が毎日いきいきと過ごせるようにいろいろなサークル活動を開催しています。
特に多く見られるのは次の3つのサークル活動です。
・園芸サークル
・合唱サークル
・俳句サークル
介護施設により違いはあるものの、それぞれのサークルについて一般的な内容を説明していきます。
植物を育てたり収穫したりといったことを目的に、四季折々の植物を身近に感じることができるサークルです。
発生練習で体を温め、月の課題曲などを決めて練習することや、身体を動かしながら歌ったり楽器演奏したりなど、リクエストの多かった曲を取り入れ楽しく歌うことをコンセプトとしているサークルです。
季語を幾つか伝えておき、開催日までに句を作っておき完成品を発表していきます。
講師などがアドバイスすることで早く上達でき、思い出などを俳句にすることでなつかしむこともできます。