老人ホームと呼ばれる施設には種類があるといえますが、どの施設に入居するべきか、種類が多いと迷いがちです。
どの施設がニーズに対応できるのか、老人ホーム選びにおいて相談したいと考えたときには、老人ホームの入居相談を利用すると安心といえます。
そこで、老人ホーム選びに迷ったとき、入居相談ができる専門機関について紹介していきます。
老人ホームの入居相談とは、利用者の要望に合致する老人ホームを紹介す相談窓口です。
利用者の経済状況や身体状況を細かくヒアリングし、最適な施設を提案することや、見学予約や付き添いまで担当するケースもあります。
日本は少子高齢化が進んでいるため、高齢者の数も増え、介護を必要とする方も増加することが予想されます。
そのため今後は、老人ホームへの入居を検討する方も増えると考えられますが、施設選びに迷ったときの相談先が重要といえます。
老人ホームの入居相談先として、窓口になるのは以下のとおりです。
・高齢者総合相談センター
・福祉事務所
・民間の紹介センター
・担当のケアマネージャー
・市町村などの相談窓口
どこを頼ればよいか迷うときや判断がつかないときには、市区町村の福祉課などに相談する、適切な相談窓口を案内してくれるでしょう。
また、自治体の運営する地域包括支援センターでも総合的に支援しています。
老人ホームのうち、公共的な介護施設といえるのは以下の次の5つです。
・特別養護老人ホーム
・介護老人保健施設
・介護医療型医療施設
・軽費老人ホーム
・ケアハウス
民間が運営する老人ホームは、次の3つが挙げられます。
・介護付有料老人ホーム
・住宅型有料老人ホーム
・グループホーム
介護を必要としていないものの、高齢者が安心して生活できる構造やサービスを提供している自立した高齢者向けの施設は次の2つです。
・サービス付き高齢者向け住宅
・高齢者向け分譲マンション
人によって求めることは異なることや、入居要件を満たさなければ入居できないケースもあるため、単独で施設を検討するのは想像しているよりも難しいといえます。
このような場合でも、入居相談では要望をヒアリングし、施設の特徴や入居要件などを確認しつ、ニーズを満たす施設を紹介してくれます。
老人ホーム選びで迷ったときには、安心して相談してみるとよいでしょう。