介護福祉事業情報ラボNursing care work Information Lab

介護事業者 レクレーション

2021.04.22
分類:その他

介護事業者が工夫したい介護施設でのレクレーション

レクレーションは介護施設で実施されているサービスの1つですが、介護事業者でもどのような内容にするのか検討していくことが必要です。

身体を軽く動かす体操や、頭を使うゲームや脳トレ、一緒に楽しんだり観て楽しんだりできる歌や演劇などいろいろあります。

介護施設でレクレーションが必要な理由

介護施設でレクレーションが行われるのは、利用者に身体を動かしてほしいからだけではありません。

年齢を重ねれば誰でも身体機能は低下するものですが、それを理由に動かさないままいれば、骨・筋肉・関節などの機能はどんどん低下してしまいます。

運動量をより減少させることになるため、レクレーションを通し適度に身体を動かしてもらうことが必要です。

 

レクレーションの内容はいろいろ

介護現場で行われているレクレーションは様々ですが、軽い運動で身体を動かし身体機能維持を目的としたものだけではありません。

クイズなどで頭を使ったり折り紙などで指先を使ったり、脳を活性化させることで認知症を予防することにもつながります。

そして高齢者同士がレクレーションを通じ、いろいろな人とのコミュニケーションを図ることができます。

交流の場として、社会的活動の楽しさを知ってもらうきっかけとして、利用者の精神状態を改善させる上でもレクレーションは重要です。

 

頭を使うレクレーションもおすすめ

言葉遊びや簡単な計算など、脳を使い鍛えるレクリエーションは、脳トレといった呼び方もされるなど幅広く普及しています。

認知機能が低下してしまいがちな高齢者にとっても、脳の働きを活性化させる上で大変効果があるといえるでしょう。

考えることや挑戦すること、そして判断するといった能力を鍛えるためにも、積極的に頭を使うレクレーションを取り入れることをおすすめします。

簡単な計算を素早く解く計算ゲーム、漢字やことわざなど言葉を使ったゲーム、パズルを解くゲームなど、ゲームの内容もいろいろあります。

ただし、あまりに難解な内容のものを準備してしまうと、利用者がレクレーションの参加することを避けるようになってしまうため、楽しめる内容にすることが大切です。

簡単なルールのものや直感的に楽しめるものを取り入れるといった配慮をすることで、利用者にも楽しく脳を鍛えてもらうことができるでしょう。

そしてスタッフ間でも協力しあいながら、声かけすることも忘れないようにしてください。