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福祉業界で営業として活躍できる仕事とは?

2021.02.23
分類:その他
福祉業界で営業職と聞いても、具体的にどのような仕事になるのかピンとこない方もいることでしょう。 たとえば新規で営業担当者を採用する場合、これまで営業職になじみがあった方だとしても、福祉業界では何を顧客に求めればよいのかわからない方もいるようです。 福祉業界では、福祉用具の営業の仕事などが例として挙げられますが、具体的にどのような仕事内容となるのか説明できるようにしておきましょう。

福祉用具の営業はこんな仕事

福祉業界といえば、身体が不自由な方や高齢者が安心して生活を送るための支援をする仕事のため、一般的な営業職のイメージが思い描きにくいと感じる方もいるようです。 福祉用具の営業でも、通常であれば顧客と営業担当者が1対1で対話するのに対し、ケアマネジャーと実際に福祉用具を使用することとなる本人の両者と対話しながら営業することとなります。 もしケアマネジャーが承諾した場合でも、本人が納得していなければ契約はできませんし、本人が承諾しケアマネジャーが納得しない場合も同様です。

福祉用具の営業担当者の役割

近年ではとても便利な福祉用具が開発されていますが、どのようなものがあるのか営業担当者がいなければ伝えることはできません。 中にはもっと早く知っておけば使えたのに!と感じる方もいるはずなので、ニーズに対応できる福祉用具の種類や魅力を伝えていくことが営業担当者の仕事です。 日本は高齢化が進んでいるため、これからも福祉用具の需要は高まっていくことが予想されます。

福祉用具の営業に求められる能力とは

福祉用具の営業担当者として働く上で必要とされる経験があるとすれば、やはり異業種であっても営業として働いたことがある、また、福祉用具の多くは重量のあるものが多いため力仕事もできる方のほうが望ましいといえます。 未経験でも可能とするケースも多く見られますが、営業経験のあるほうがよりスムーズに仕事を覚えやすいはずです。 そして福祉用具の営業は、特に必要とする資格などもありません。ただ、営業担当者は会社の顔ともいえる立場になるため、コミュニケーション能力の高い方のほうがよいでしょう。 実務者研修や介護福祉士、ケアマネジャーなどの資格がある方であれば、相手に対しての説明もより詳しく具体的に可能となるため、活躍してくれる人材となるはずです。 福祉用具の営業では様々な方と接しながら仕事を進めていくため、気難しい高齢者の方とも良好な関係を築くことができる方でなければつとまらないといえます。