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まだ介護を必要としない方でも利用できる有料老人ホームとは?

2020.02.04
分類:その他

介護を必要とする方、これから介護が必要になったときに備えたいという方などがどの施設を利用するか迷う中、有料老人ホームが選ばれることも少なくありません。

ただ、有料老人ホームとは実際、介護を求める方にとってどのような魅力がある施設なのでしょうか。

有料老人ホームには種類がある

高齢者が日々の生活を送りやすい住まいとして配慮されているのが有料老人ホームの特徴で、介護サービス利用法の違いにより、介護付、住宅型、健康型に分かれます。

介護付有料老人ホームなら、介護が必要になったときに介護スタッフによる介護サービスを利用できます。ただ、住宅型有料老人ホームの場合は外部の介護サービス事業者と契約することが必要となり、健康型有料老人ホームは介護が必要になった段階で退去することになるなど違いがあります。

また、介護の必要がない自立という状態から利用できる施設もあれば、介護が必要になった段階から利用できるという施設もあるので、それぞれの施設の基準に従うこととなるでしょう。

 

充実した生活を送ることを可能とする環境が整備

いずれ利用できる介護サービスの形や、生活スタイルなどに合わせて利用しやすく、自立の方に向けた施設なら居室も広めなので充実した生活を送りやすいといえます。

住まいやサービスを利用する権利が保障される利用権方式を採用する施設が多いため、利用者はその権利を獲得するため入居時に一時金を負担することが必要となっています。ただ最近では、この一時金は不要とする施設も増えているようなのでより利用しやすくなったといえるでしょう。

 

遠方で暮らす家族も有料老人ホームなら安心

有料老人ホームなら、専門的な知識や経験に基づいたサービスを利用できるので、遠くで離れて暮らす利用者の家族なども安心できることがメリットです。

また、一人で生活していれば毎日の生活の中で心細さや不安を感じることも少なからずあるでしょうが、スタッフだけでなく他の利用者の方も多くいる有料老人ホームなら、日々人と触れ合いやすい環境を確保できるので、さみしさなども感じにくくなることでしょう。

 

人と触れ合うことができる生活環境

人とのコミュニケーションで生まれる触れ合いにより、感情や意欲が刺激されることとなり、心身ともに健康を維持することにも繋がるはずです。

サービス付き高齢者向け住宅と並び、高齢者の受け入れ先として人気の施設でありますが、利用する上で対象となる方の状況や希望により要件などが異なる点は理解を得ておくことが必要といえます。