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建設業界は工事ばかり?実はオフィスワークが多いことは知られていない!

2020.07.09
分類:総務

建設業界といえば、工事ばかり行っている印象を抱かれがちです。しかし実際には約半数がオフィスワークという現実に、実際に働いてみて驚く方も多いことが特徴の1つといえるでしょう。

実際に建設業界で働いてみた方が行う仕事内容で驚くことといえば、工事のイメージが強かったのにデジタルな要素が多いこと、想像していたよりも肉体労働ではないこと、システム整備が行われていることなどのようです。

理系・文系どちらでもつとまる仕事

建設業とは少しかけ離れていると感じる仕事内容として挙げられるのが、IT関連の業務や売上や集計などの事務処理などです。現場監督よりデスクワークが多いことに驚いてしまう方も少なくなく、一般的な会社なら事務作業は当たり前と認識できていても、作業着を着て現場で力仕事など工事のイメージが定着している建設業界では事務処理が多いことに戸惑うこともあるようです。

そのように考えれば、建設業界で働くのなら体力や腕力などに自信がなければつとまらないわけではなく、理系や文系など関係なく十分つとまる仕事であるといえます。

 

知識や経験がなくても働くことができる業界

そして建設業界は経験がなくても一から覚え、十分活躍可能である業界であるともいえるでしょう。経験や知識がどれだけ豊富かよりも、働く本人のやる気次第で十分に活躍できる業界だといえます。

現在、建設業界は若い働き手を獲得できず、現場で働く方の年齢も高くなり高齢化が進んでいるといわれています。

求人募集をかけても人が集まらないと頭を抱える経営者も少なくありませんが、力仕事ばかりでないことや初心者でも活躍できる可能性があることを伝えれば求職者も集まりやすくなると考えられるでしょう。

 

働いてみるとイメージが違ったと感じる方は多い

実際に建設業界で働いた方が、想像していた悪いイメージではなく、実際には良いと感じることができたこととしては次のような内容を挙げられることが多いようです。

たとえば建設業界は男性だけでなく、女性も活躍できる現場として変わってきたこと。他にも技術の進歩で3Kと呼ばれる内容の仕事はほとんどなく、ガテン系というよりもインテリ系と感じられたという方もいるようです。

そして労働時間についても想像していたより短めだったなど、過酷な労働環境がイメージされやすい業界であるため、実際に働いてみれば就労しやすい環境が整備されていたことに満足する方も少なくありません。

そのように感じてもらうためにも、職場環境の整備は大切ですしその良さを全面的にアピールして若い世代の方を獲得できるように工夫してみることが大切です。