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電気工事士の求職者を募集するときの求人広告のポイント

2020.12.11
分類:総務

電気工事士として働きたいと考えている求職者に対し、どのような求人広告を出せばよいのでしょう。

そもそも求人広告は、企業と求職者をつなぐ最初のきっかけとなるものですが、数多くある求人案件の中から自社を選んでもらうために工夫を施すことが求められます。

そこで、電気工事士を募集する上で、求職者に響く効果的な求人広告のポイントなどをご紹介します。

求人広告に記載する電気工事士の職種は?

求人広告を出す時、単に「電気工事士」と記載するのではなく、できるだけ一般的な用語を使うことをおすすめします。

検索ワードとして使われている言葉に合わせれば、インターネット上の検索にヒットしやすくなります。

そして求職者に求める知識や技術、経験などを簡潔に表現し、仕事内容や求めるレベルが把握しやすいようにしておくことが望ましいといえます。

社内用語や略語で記載してしまうと、意味がわかりにくく求職者からも選ばれにくくなってしまう可能性があります。

たとえば、

・電気設備会社の電気工事士

・建設会社の電気工事士

・工場勤務の電気工事士

・電気機械操作スタッフ

・電気技術者

といった記載方法がおすすめです。

 

仕事の概要はどのように記載する?

導入部分に、求職者が実際に働くことになったときのポジション、社内での役割、期待されることなどを簡潔にまとめます。最初に関心を引くところであるため、説得力のある内容を考えましょう。

それにより、求職者は自分に適した仕事か、働くことができるか判断しやすくなります。

職務内容については、日々どのような職務を遂行することになるのか、組織の中でどのような形で機能することになり、誰に報告するのかなど記載します。

たとえは、

・住宅などの一般電気物の工事

・施設での大型電子機器の設置

・部品の発注と管理

・使用機材の管理とメンテナンス

・作業データの管理と報告業務

といった内容が望ましいでしょう。

 

応募要件の記載方法

求められる資格やスキルなどの説明を記載します。

学歴やこれまでの経験、保有する資格や技術などもこの応募要件に含まれます。

その他、事務能力や個々の特性などについて説明しておけば、さらに企業側が求める人材に近い候補者が求職者として集まりやすくなるでしょう。

ただ、あまりに要件を細かく指定しすぎてしまうと、該当する求職者が存在しなくなる可能性もありますし、仮に該当したとしても応募を躊躇されるかもしれません。

簡潔さを保ちながら、重要なワードや用語は含めておくことを意識してください。

たとえば応募要件の書き方として、

・第1種または第2種電気工事士を保有されている方

・実務経験が3年以上の方

・細かな作業が苦にならない方

・クリエイティブな作業を好む方

といった方法があります。