建設工事業情報ラボConstruction Business Information Lab

建設業の女性採用はごくわずか?女性でも活躍できる仕事なのか

2021.11.21
分類:総務

建設業は男性の仕事というイメージが根強く、技能者としての女性採用はまだまだ少ない状況にあります。

確かに労働環境が女性に適応できていないことなど、採用が進まないことには理由がありますが、建設業界は人手不足のため積極的に女性採用も行っていくべきといえます。

育休や産休など環境が整備されていない企業も多く、女性を採用したとしてもライフイベントが発生したとき、代替要員を確保しにくいといった根深い事情もあります。

ただ、少しずつですが女性用の更衣室・休憩室・トイレなどの設備も整備され、作業服なども女性用が準備されるなど改善が見られる建設会社も少なくありません。

今後は工具や仮設材など、女性に適したものを導入されることが望まれます。

女性入職者増加に向けた取り組みを実践中

2014年には、官民が協力して女性の入職者を増やそうと、「もっと女性が活躍できる建設業行動計画」が策定されました。

女性の技術者・技能者を5年以内に倍増させようと、

・女性を受け入れる姿勢や熱意をメッセージで発信する

3の理解度を高め、企業の受け入れ態勢を整える

・小中学生や高校生、大学生、保護者に対し、建設業の魅力、仕事のやりがいなどをPRする

・家庭との両立ができる労働環境の整備

・工事現場における女性の登用、技術・技能の向上

といったことが具体的な取り組みとして出されています。

また、女性が実際に建設業界で働きだしたとき、働きにくさを感じさせない女性用の更衣室やトイレなどのハード面の整備や、ライフイベントや家庭と両立しやすい環境整備なども必要とされました。

ハラスメント防止や特別扱いしない接し方など、意識部分の改革も取り組みに含まれています。

女性がやりがいを感じることのできる職場として

女性採用が増えても、現場の中心が男性ばかりではやりがいを感じてもらうことはできません。

そこで、現場でも女性を積極的に登用し、自発的にスキルアップしてもらえる環境整備も取り組みとして挙げられています。

女性の技術・技能の向上を目指す研修制度に自己啓発、表彰制度など設けることも取り組みの1つです。

さらに実際に建設業で活躍する女性を紹介するなど、情報発信により多くの女性に建設業に興味を持ってもらう必要もあります。

新聞広告やCM、建設業ポータルサイト、インターネット配信などをうまく活用し、周知していくことで多くの女性に自分でも活躍できる仕事だと感じてもらうことができるでしょう。