建設工事業情報ラボConstruction Business Information Lab

工事現場に欠かすことのできないカラーコーンとは?

2020.02.17
分類:その他

工事現場や駐車場などで使われることが多く、進入を禁止し交通整理することを促すことを目的する道具がカラーコーンです。

正式にはロードコーンといい、工事現場や道路の規制・区分けの他、施設内外における駐車を規制する際などに用いられる高さ約70cm前後の円錐形の用品です。

カラーコーンと呼ばれることもあれば、三角コーンやパイロン、ロードコーン、セーフティコーン、ラバーコーンなど、いろいろな呼び方はありますがいずれも同じものを指しています。

反射テープなどを縞模様に巻いたゼブラコーンやスコッチコーンと呼ばれる種類もあるので、目的に応じて使い分けることが可能です。

カラーコーンはどのように選ぶ?

内部は空洞なので持ち運びや設置が楽であり、積み重ねて保管することもできます。

ただ、風や衝撃で移動してしまったり、倒れてしまったりというデメリットもありますが、重量のあるタイプのものも用意されています。

主に規制など注意喚起を目的として使われることが多いことから、朱色や黄色のものを多く目にすることがありますが、青や緑、黒、白などのものもあります。

 

カラーコーンの選び方は?

材質や種類などが多い上に、色や重さなども様々となればどのカラーコーンを選べばよいか迷ってしまうものです。

カラーコーンの購入を検討している方の中には、実際にカラーコーンを購入しようと思っても何を基準にしてカラーコーンの商品を選べば良いのか分からない方も多くいると思います。

そこで、何を重視するのか、目的よってどのカラーコーンを選べばよいのかご説明します。

使いやすさ重視

なるべくコストを抑えて大量に用意したい場合にはポリエステル製のカラーコーンがおすすめです。

程よい厚さと衝撃に耐えることができる耐久性を確保できますし、紫外線にも強いので長時間日光にさらされても性能が落ちにくいといえます。

そして比較的軽量であることから、持ち運びや移動にも便利であることがメリットといえるでしょう。

ただし風で倒れて転がりやすいことから、配置する場所を選ぶことが大切です。

風の影響の受けにくさを重視

風で倒れたり飛ばされたりということを心配するのなら、ゴム製、またはPVC製のカラーコーンがおすすめです。

PVCはポリ塩化ビニールのことで、衝撃からも強く重量があるので簡単に倒れたり飛ばされたりすることはありません。

ただし重量があるため個人で持ち運びすることは不便ですし、コストも高めです。

夜間メインで使用することを重視

夜間や暗い場所における作業でカラーコーンを設置する場合、カラーコーン自体に気がついてもらえないのでは?と不安を感じることもあるでしょう。

この場合、反射シートが付いたカラーコーンなら安心です。

コーンへの接触や事故も減少させることができますが、主に夜に効果を発揮するタイプなので、昼間に設置したままにすると日光が反射してコーンを認識しにくくなるかもしれません。

昼と夜ではカラーコーンを使い分ける、または脱着可能な反射シートが付いているものを選ぶなど、工夫が必要です。