建設工事業情報ラボConstruction Business Information Lab

工事現場で使用する建設機械は外国製?国際産業へと成長した建機メーカーとは

2023.03.27
分類:その他

建設工事現場で使用する建設機械には様々な種類がありますが、現在の建設機械市場は世界的に有名となっていることが特徴です。

世界シェア1位や2位という高いシェアを誇る建機メーカーも日本には数多く存在しているため、その中からすっかり国際産業にまで成長した知名度の高い建機メーカーを紹介していきます。

「コマツ」

世界の建設機械市場でも高いシェアを誇るのが「コマツ」です。

エンジンや油圧機器など、主要コンポーネントは日本国内で自社開発し、工程を含め自社生産しています。

主要コンポーネントの設計から見直しを多内、商品力を向上させて世界最高水準の品質・コスト・納期を実現させつつ、世界の本体組立工場に供給している会社です。

日本で初めてトラクターやブルドーザーを国産化した会社としても知られており、現在はICTなど情報通信技術を活かした建設現場省力化に積極的に取り組んでいます。

「日立建機」

純国産技術による日本初の油圧ショベルを開発した「日立建機」は、独自の研究開発と高度な生産技術で安全性・信頼性・耐久性が高い製品を生み出しています。

幅広い製品群は世界中でも高い信頼を集めており、世界基準の製品と技術力を有した会社といえるでしょう。

大型ショベル・ミニショベルなど油圧ショベルが主力であり、他にもホイールローダー・ダンプトラック・解体重機・道路機械などの生産を行っています。

「クボタ」

「クボタ」は、食料・水・環境分野の社会課題解決に向けた事業を世界120か国以上で展開している会社です。

機械事業では、稲作や畑作向けの農業機械や建設機械、機械に搭載するエンジンを日本・北米・欧州・アジアで展開し食料生産や産業発展を支えています。

1970年代に国内初のトラクターを発売した会社であり、日本製トラクターのパイオニアとしての歴史に名を刻んでいることでも有名です。

「コベルコ建機」

神戸製鋼グループの建機メーカーである「コベルコ建機」は、従来の強みである低燃費・低騒音などの環境性能に加え、ITなど最新技術活用による予防保全機能や衝突軽減システムを新たに導入し、人と環境にやさしい建設機械として高い評価を得ています。

「ヤンマー」

「ヤンマー」の建設機械の特徴は、機械総重量が10トンまでの小型機械であり、少ない燃料で高いパワーを生み出す世界トップレベルのディーゼルエンジンにあります。

小型ならではの小回りと耐久性を維持でき、社会を支える産業で使用されることによって暮らしを豊かにすることに貢献しているといえます。