現場監督の中には、建設工事の現場で「工事写真アプリ」を使ったことがあるという方もいるかもしれません。
現場にいろいろモノを持ち込みたくないという場合、デジタルカメラを持参せずスマートフォンだけでよいので大変便利ですし、作業も自動化されるので労働時間短縮につながるなど様々なメリットがあるようです。
しかし、期待していた機能がなかったり無料で使える機能に制限があったりなど、アプリの種類によって使いやすさには差がみられます。
そこで、工事写真アプリを使う場合、アプリのどの機能を重視すればよいのか把握しておき、選び方の参考にしてください。
現場に図面、黒板、チョーク、デジカメなど、持ち込む荷物が多くて大変だったという方でも、工事写真アプリを使えばスマートフォンかタブレット1台だけで対応できます。
ただしスマートフォンなど1台だけで対応させるためには、これまで工事現場に持ち込んでいたグッズの機能がすべて備わっていることが必要です。
そこで、次のような機能が備わっているアプリを選ぶようにするとよいでしょう。
多くの工事写真アプリでは、STP・開口補強・配力筋など用途に応じた黒板が用意されていますので確認しておきましょう。
一人が持つことのできる黒板の数は限られるため、工事現場それぞれに黒板を書き直し続けることが必要です。しかし工事写真アプリなら黒板を何枚でも事前にアプリ内に保存できます。
工事写真アプリのすべてが保存可能となる黒板の数を無制限で対応しています。
工事写真アプリの種類によるものの、図面の画像を貼り付けることも可能です。
デジカメで写真を撮影すると、撮影後にパソコンなどに取り込んで仕分けし黒板の文字も台帳に写すといった作業が必要です。
しかし多くの工事写真アプリでは、撮影した工事の写真を自動で仕分けて台帳を作成してくれるようになっています。
工事写真アプリはとても便利ですが、問題になるのがスマートフォンやタブレットの充電が切れると使えないということです。
事前に十分充電をしておき、作業が途中で中断してしまうことのないようにしておいてください。