建設現場で働く方も、コストパフォーマンスの高い作業服を探すとき、ワークマンに足を運んだことがある方は少なくないでしょう。
そのワークマンが、スイッチによる操作で冷暖房を瞬時に切り替えることのできるウェアラブルサーモデバイス「WindCore 冷暖房服 ICE×HEATER ペルチェベスト」を新たに発表しています。
この新たな冷暖房服は、パナソニックホールディングスの100%出資会社の「Shiftall(シフトール)」と提携・開発した製品です。
販売価格は税込み1万9800円で、特別高額というわけではないため話題になった商品といえますが、操作方法などについて紹介していきます。
冷暖房服は、手持ちのバッテリーで駆動できることが特徴です。
電極を入れ替えることで、冷却と温熱の2つの機能を有するペルチェ素子による直冷方式が採用されており、アルミプレートから温かさと冷たさのどちらも伝わります。
ヒーターモードにした場合、最大で約43度まで温めることができ、アイスモードであれば最大約10度まで下げることができます。
パワフルな冷暖房が可能であり、本体は背中側、左右の肩甲骨間あたりにあるため、アイスモードの際には本体内部の空冷ファンが動いて排熱を逃がしてくれます。
ベストの大半の生地はメッシュ地で、通気性も確保されていることが特徴です。
冷暖房服のバッテリーは、アンカー製の1万mAhのものが付属されています。
左胸のポケットにバッテリーが収納されており、満充電でのアイスモードは約5時間、ヒーターモードは約10時間使うことができます。
仮にバッテリーを使い切った場合でも、モバイルバッテリーで駆動できるためとても便利です。
冷暖房服は、スイッチ操作がとてもシンプルなので操作しやすいといえるでしょう。
スイッチが2つあり、いずれかを長押しすると電源が入り、もう一度長押しすると切ることができます。
アイスモードとヒーターモードを切り替えるときには短押しすればよいので、とても簡単です。
わかりやすさが最優先された操作方法なので、細かな温度調整機能などはないものの、将来的にはAI活用のオート調整機能などが盛り込まれることも期待されています。
冷暖房服はフリーサイズなので、いろいろな体型の方に対応できます。
アジャスターでサイズ調整でき、身体にアルミプレートを密着させれば効率良く熱が伝わります。