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渋谷駅前は大型の再開発ビル群の建設工事によりオフィスビル不足が解消される?

2020.07.05
分類:その他

現在渋谷駅周辺は、大規模再開発がいろいろな場所で進んでいる途中です。再開発ビルなどの建設も進む中、あまりにも多いのでどれがどのように変わるのか把握しきれないと感じる方もいることでしょう。

再開発は大きく分けると、大型の再開発ビルを建設すること、渋谷駅を改良すること、歩行者動線を整備することの3種類です。

オフィスビルが増え若者だけの街でなくなった?

渋谷は若者の街というイメージが強いようですが、それにより駅周辺には大きなオフィスビルなどが少ない状態です。

そのためビジネス街としての機能が弱い状況ですが、渋谷は都内屈指の鉄道アクセス良好なエリアです。しかし通勤では乗り継ぎ駅として利用されることが多いといえるでしょう。

ただ、20124月に開業した渋谷ヒカリエの建設以降は、駅前に次々と大型の再開発ビルが建築されるようになっています。

他にもこのような大型の再開発ビルが建設されている

たとえば20189月に開業した渋谷ストリーム、201911月開業の渋谷スクランブルスクエア第I期(東棟)や渋谷フクラスなどがその例です。また、2023年には渋谷駅桜丘口地区の竣工予定となっていますし、渋谷二丁目17地区市街地再開発事業は2024年度開業予定、渋谷スクランブルスクエア第II期として2027年に開業されることが予定されています。

どの駅前ビルも東急グループが関係しており、他にも駅から少し離れますが20174月に開業した渋谷キャストや20189月開業の渋谷ブリッジ、20193月竣工の渋谷ソラスタなどもその例です。

どの再開発ビルもオフィスフロアがあり、渋谷ソラスタなどはほとんどがオフィス専用のビルといえるでしょう。

 

オフィスだけでなくホテルや住環境の充実性も図る

駅周辺で新しく建設されたビルは、一部にはホテルも入っていることが特徴です。観光客の多い渋谷ですが、ホテルはそれほど多くなかったため、ホテルの充実性も図ろうとする動きと見られます。

また、渋谷キャストはサービスアパートメントが開業していますし、渋谷駅桜丘口地区も開業予定があるようです。

渋谷区役所と渋谷公会堂の再開発では505戸が入居可能な住居向け高層マンションが建ち、宮益坂ビルディングの建て替え工事によりほとんどが住戸になることも見込まれています。

渋谷駅桜丘口地区も一部住戸となるなど、今後は再開発で住環境としての部分も充実されることが予想されています。