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工事の現場で活躍したい定年後の方にぴったりの資格とは?

2020.12.17
分類:その他

これまで会社員として働いていた方が定年を迎えたものの、工事現場で働けるように再就職したいと考えることもあります。

しかし現場で活躍するために必要な資格など保有しておかなければ、リタイア後に就職することは難しいケースもあるため、どのような資格を定年後にむけて取得しておけばよいのかご紹介していきます。

定年した後でも工事現場で活躍できる資格とは?

工事現場で定年後に働きたくても、若い世代のように体力もなく、身体能力なども衰えていることからいろいろな業務をまかせてもらえないだろうと考えがちです。

ただ、資格を保有していれば、専門的な知識を活かして現場でも活躍できる存在になれるでしょう。

たとえば定年後に役立つ資格の1つとして挙げられるのが「危険物取扱者」です。危険物取扱者となれば、危険物の性質・消火法などの法規制についての知識を保有していると認められるため、危険物の取扱や貯蔵について指示することが可能となります。

化学工場や石油貯蔵タンク、タンクローリーなどの施設に再就職する際に有利になるでしょう。

危険物取扱者の資格には甲種・乙種・丙種がありますが、独学でも取得しやすい乙種と丙種がおすすめです。

 

定年後でもボイラー技士があれば空調整備が可能に

病院や学校、ビル、マンション、工場など空調設備のある建物で、ボイラーの点検業務を行ったり安全管理をしたりという場合に必要な資格がボイラー技士です。

ボイラー技士の求人は年間を通じて安定していますし、軽い作業が多いので定年後でも現場で活躍することが可能となるでしょう。

ボイラー技師は特級・1級・2級がありますが、2級なら実務経験がなくても講習を修了すれば資格取得できます。

取得までの期間も比較的短くて済むため、定年後の方でも取得しやすいでしょう。

 

定年後でも第二種電気工事士の資格があれば現場で活躍可能!

第二種電気工事士は一般用電気工作物の電気工事を可能とする資格で、一般住宅の他、店舗や工場などの電気工事設備において電気工事士は必ず必要とされています。

コンセントを1つ設置するだけでも電気工事士が必要とされているため、生活に密着した資格として人気があります。

景気に左右されることなく、求人も多いため定年後の仕事として魅力的です。

第二種電気工事士は試験に合格するか、指定教育機関を修了することが必要となるため、早めに取得に向けて準備することが必要となります。