建設工事業情報ラボConstruction Business Information Lab

人々の快適な暮らしに欠かすことのできないインフラ整備のための工事の種類

2021.01.23
分類:その他

建設業者などが行う建設工事には、人々が住む家を建てる工事もあれば、インフラ整備や防災対策を行うなど様々な種類があります。

その中でもインフラ整備には、建築や土木の工事がありますがどのように違うのでしょう。

そこで、具体的にインフラ整備やインフラ工事といわれるものの種類やその工事内容などをご説明します。

インフラ整備で行われる土木工事の種類

建築とは建築物をつくることで、それ以外は土木に区分されることが多いといえます。

建築物とは、土地に定着する工作物の中でも屋根・柱・壁を有する建物です。そのため宅地造成・道路・鉄道・橋梁・トンネル・ダム・河川などの工事は土木工事に分類されると考えられます。

人々が安心・安全な環境で暮らしていく上で、インフラ整備は欠かすことのできないことであり、その工事を担当するのが土木施工管理業務を行う建設業者です。

インフラ整備を必要とする工事にもいろいろありますが、主に次のような場所の工事が該当します。

道路

人やモノの移動に欠かすことのできない道路は、街の形を形成する中心となる存在であり、災害から街を守る上でも重要です。

使用する材料により、アスファルト舗装やコンクリート舗装に分けることができます。

橋は人や車両、鉄道などが通る上で欠かすことができないものですが、工事では上部工と支柱部分の下部工に分けて行われます。

用いる材料により、鋼橋やコンクリート橋、プレストレスト橋などに分類されています。

ダム

ダムは大量に水が流れ洪水を行うことを防ぐ役割もありますし、発電エネルギーや農業用水などにも重要なところです。

重力式ダムやアーチ式ダムはコンクリート、ロックフィルダムは岩石を多く使って作られます。

河川・港湾

港や岸壁、防波堤などをつくる工事が該当し、もし河川が大雨などで増水したときなど災害に備えるために必要です。

トンネル

交通面で不便だった場所が通行できるようにするためのトンネルは、掘る場所や地山のかたさなどで用いられる掘削方法が変わってきます。

 

人々の安心・安全・快適な暮らしのために

インフラ整備を行うための土木工事は、建築とは異なり完成しても土の中である場合や、土そのものというケースもあります。

造成や街全体の嵩上げなど街の再生から、復興・復旧の工事などもインフラ工事に含まれます。

人々が安心して快適な暮らしを送るため、そして不便を感じていた部分が解消されるために、インフラ整備は重要です。そしてその工事を担う建設業者は、社会的にも大きな貢献をしているといえるでしょう。