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建設関連の建材商社とはどのような仕事をしている?

2021.08.03
分類:その他

住宅を建てるときに必要となる資材や部材のことを建材といいますが、建設業にとって欠かすことのできないものです。

そこで、この建設業界で欠かすことのできない建材を扱う建材商社の仕事内容についてご説明します。

建材商社が担当する役割

部材や資材などの建材を求める建材販売店やハウスメーカーは、直接建材メーカーから仕入れようとすると様々な建材メーカーから、ニーズに合う商品を選ぶことが必要となります。

反対に建材メーカーが直接販売する相手を見つける場合にも、自社商品を求める顧客を見つけなければなりません。

建材を提供する側と求める側、どちらも手間や時間がかかってしまうことになりますが、そのような問題を解消する役割を担うのが建材商社です。

建材商社とは、建材を販売したい建材メーカーと建材を利用したいハウスメーカーなどをつなぐパイプ役といえます。

 

建材商社の仕事内容

建材商社が行う仕事は、主に営業・システムエンジニア・コーポレートスタッフ・一般職という仕事に分けられますが、それぞれどの部署を担当するかによって仕事内容は大きく異なります。

営業

基本的に取引先を巡回して商談を進めていくことが多いといえます。

システムエンジニア

社内ネットワーク管理や社内情報を整理し効率的に利用可能となるアプリケーションを作成することが仕事です。

単にプログラムを作成するのではなく、企業内の部署が求めるシステムを提供することが必要とされるため、情報理工系を専攻・卒業した方が採用されるケースが多いといえるでしょう。

コーポレートスタッフ

経理・総務・人事・財務・法務などを担当する事務職の人がコーポレートスタッフです。

規模の小さい企業では様々な仕事を掛け持ちで担当することも少なくないようですが、募集条件に専門資格を取得していると採用されやすいようです。

一般職

採用枠に総合職と一般職を設けていることが多く、その場合には勤務形態や待遇に差があることがほとんどです。

総合職と一般職に分けない場合には、基本的に総合職として採用されることとなるでしょう。

一般職の枠で採用されると、配属された職種により仕事内容が決まることになるものの、総合職より給与は低くなることが多いといえます。

また、幹部候補として昇格はできませんが、転勤や配属移動がないといった特徴もあります。業務内容も総合職と比べれば制限が設けられることがあるようです。