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建設現場で行われているようで忘れがちな安全対策とは?

2018.12.27
分類:その他
建設現場では、高所での作業、重い資材の運搬などを作業員が行い、その中で様々な工事車両が行き交う状態であるなど、事故が起きる要素が多く存在しています。 事故を起こさないために様々な工夫が必要になりますが、ここでは基本ともいえる建設現場での安全対策についてご紹介します。

ヘルメットや安全帯の着用は必須

建設現場ではすべての人が必ずヘルメットをかぶることが必要です。また、高所での作業の時には転落防止用の安全帯を必ず使用しましょう。

クレーン作業中はランプを点灯させる

クレーンで重量のある荷物を持ち上げる際には、荷物の下に入らないように徹底してください。クレーンで地下の荷物を地上に引き上げる際には、地下と地上を繋ぐ穴周辺にランプを設置し、点灯によって作業中であることを周囲に知らせることも大切です。 ランプ点灯時には開口部付近の作業を中止することも徹底してください。

開口部の周りにフェンスの設置を

仮設階段やエレベータ、開口部周辺には、人の転落や物の落下を防ぐフェンスを設置しましょう。

安全ネットを張って転落防止を

建設中の建物では、工具の落下や作業員の転落を防ぐ安全ネットを張っておくようにしましょう。

危険区域への立ち入りを禁止する

建設現場の至る場所に設置されたコーンやバリケードは、関係者以外の立ち入りを禁止することを意味します。来訪者が訪れた時に危険な作業場所に入らないように、目印として設置しておくことも大切です。

作業通路を確保する

作業通路を確保するために、目立つ色のテープを平行に貼っておきましょう。作業通路内に資材や機材を置かないように徹底し、現場作業員が移動中に事故に遭わないよう、通路を確保してスムーズに移動できるようにしておきましょう。

ぶつかると危険な場所には目立つ色のテープを

地下で作業する場合、柱などぶつかる危険な場所に黒と黄色など、通行人がすぐに気がつくように目立つ色や模様のテープを貼っておきましょう。防護マットなどを設置する方法もあります。

安全確認の標語を掲示しておく

安全対策は現場作業員それぞれが常に安全に作業を行うことを意識することが大切です。目立つ場所に安全標語を掲げ、常に安全を心掛けることができるようにしておきましょう。 朝礼の時にも安全標語を日々確認するなど、常に安全を意識できる体勢を作っておくことが重要です。 少しの油断や慣れが大きな事故に繋がることをしっかり周知しておきましょう。