
運送会社における通信は、物流オペレーションにおいて極めて重要な役割を担います。
メールや電話などの連絡手段にとどまらず、業務効率化・安全性向上・サービス向上に向けた戦略的なインフラとしての存在といえるでしょう。
そこで、運送会社における通信について、使用するツールや種類などを簡単に紹介します。
運送会社では、使用する場所や目的によって以下の通信技術を使い分けています。
・無線通信
・有線通信
無線通信(移動体通信)は、車両とドライバーや、ドライバー同士の連絡ツールとして使われています。
使用するツールは主に以下の3つです。
・携帯電話・スマートフォン
・GPS(全地球測位システム)
・デジタル無線(MCA無線など)
運送会社が使用する無線通信のツールとして、携帯電話やスマートフォンが挙げられます。
一般的な通信手段であり、音声通話での運行指示や緊急連絡、データ通信を利用した地図アプリ・運行管理・チャットツールなどで活用します。
運送会社が使用する無線通信のツールとして、GPS(全地球測位システム)が挙げられます。
車両の現在位置のリアルタイムによる確認や、動態管理や貨物追跡システムによる顧客への到着時刻案内(ETA)提供で、効率的に配車計画を立てることができます。
運送会社が使用する無線通信のツールとして、デジタル無線(MCA無線など)が挙げられます。
速度・燃費・急ブレーキ・エンジン状態などの車両の運行データをリアルタイムで事務所に送信することで、安全運転の指導や車両メンテナンスを効率的に行うことに役立ちます。
有線通信(拠点間・拠点内通信)は、本社・営業所・物流センターなどの拠点における連絡や、拠点内でのネットワーク構築に使用されています。
使用する主な通信は以下の2つです。
・インターネット回線・LAN
・EDI(電子データ交換)
運送会社が使用する有線通信のツールとして、インターネット回線・LANが挙げられます。
運行管理システム・会計システム・メールサーバーなどの基幹業務システム運用において、高速で安定した通信を行い、大量のデータ処理や情報共有が可能となります。
運送会社が使用する有線通信のツールとして、EDI(電子データ交換)が挙げられます。
顧客と協力会社間で、受発注や請求などのデータを電子的に交換し、業務自動化と効率化を進めます。