運送物流業情報ラボTransportation Logistics Information Lab

運送業が行うとよい情報セキュリティ強化に向けた対策とは?

2021.09.22
分類:リスク

インターネットが普及したことによって、一般家庭でも通信環境が整備されるようになりました。

企業などでも大量の情報やデータを収集・発信することが容易になったわけですが、運送業でもその影響で情報セキュリティについて検討が必要となっています。

企業の権利や利益が侵害されるリスクも高まっているため、特に顧客などの情報など重要機密などの取り扱いには細心の注意を払わなければなりません。

もし個人情報が漏えい・流出したときには、運送業にとっても大きなダメージとなるため、損害賠償や社会的な信用を失うことなども踏まえた上で検討することが必要です。

運送業で情報漏えいが起きる理由

運送業で情報漏えい問題が起きてしまう理由として考えられるのは、管理や操作のミス、紛失・置き忘れなど人的ミスがほとんどです。

内部の人間のミスなどで情報漏えいが起きることが多いため、情報セキュリティ強化においては社内教育の徹底やコンプライアンスに対する意識向上などが重要となります。

事務所で働く方以外にも、たとえばトラックの運送ドライバーなども配送に必要な利用者の個人情報など、取り扱いに注意が必要な情報の大量化に対応が必要となっています。

そのため個人情報保護に関する管理体制を強化し、情報漏えい対策にプライバシーマークを取得するといったことも検討する必要があるといえるでしょう。

 

情報セキュリティ強化にも有効なプライバシーマーク

プライバシーマークとは、個人情報を適切に取り扱う組織に対し、一定基準で認定する制度のことです。

ただ、プライバシーマークの認定を受けるための審査基準はハードルが高く、簡単に取得できるわけではありません。

企業全体が個人情報を適切に取り扱うことができるような運用が必要となりますが、仮に認定されれば情報漏えいなどのない安心できる会社というイメージを定着させることができます。

実際、プライバシーマークを取得した運送会社では社員全員の意識に変化が見られ、認定されたことが宣伝効果につながり企業価値を高めることができたという声もあるようです。

情報セキュリティを強化し情報漏えいを防止するためにも、プライバシーマークを取得することを方法の1つとして検討してみるとよいでしょう。

また、対策を十分に講じていたとしても万一情報漏えいしてしまったときに備え、保険への加入しておくこともリスク対策の方法として検討できます。