運送物流業情報ラボTransportation Logistics Information Lab

運送業では情報発信を積極的に行いイメージアップが必要

2021.10.25
分類:経営

どのような業界でも、積極的に情報を発信し求職者が応募したくなるイメージアップを図ることは大切ですが、特に運送業界はネガティブなマイナスイメージを持たれていることが多いため実践していくべきです。

たとえば働きやすい制度を導入していることや、社員の人間関係や社風の良さ、他にはない特徴のある待遇など、何か求職者がメリットと感じられる情報を発信できれば人材獲得につながりやすくなります。

情報発信用のツールとして、現在はFacebookInstagramTwitterなどのSNSが多く利用されており、コストを抑えながら必要な情報だけを発信できることもメリットです。

SNS活用した情報発信のメリット

情報発信の方法といえば、一昔前までであれば大企業がマスメディアを使い宣伝するしかありませんでした。

しかし現在では、個人でも自分の好きな情報だけを気軽に発信できるSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などが多く利用されるようになり、個々のつながりから売上や若手採用に結び付けることができます。

ビジネスの価値を生み出す領域づくりの手段として、SNSを活用する企業は増えていますが、運送企業が地域の人とSNSでつながりを持つことで値段には関係なく仕事を依頼してくれる可能性もあります。

SNSへの投稿を通じ、どのような仕事をしているのか働いている状況を把握できれば、荷物を運んでほしいと感じてもらえる可能性が高いからです。

 

SNSでどのような情報を発信すればよい?

SNSをこれから始めようという場合、どのような内容を情報として発信するべきか悩むこともあるでしょうが、難しく考えることはありません。

たとえば社員一人ひとりが趣味に関する話題を個人のSNSに記載し、同じSNSで会社からの情報など不定期に投稿することで、個人ベースの書き込みを通じ会社のことを知ってもらえます。

運送業ではドライバーを生かすことで、商機を拡大させることにつなげることができるでしょう。

 

SNSを有効活用できれば若手人材獲得につながる

運送会社の中には、SNSの検索窓に運送業と関連性のあるキーワードを入力しておき、つながりを構築したケースもあります。結果として若手人材を集めることに成功できるなど、SNSと聞いて尻込みしてしまわないことが大切です。

SNSは現在若手世代が情報を収集する重要なツールとなっているため、既存のドライバーの高齢化が進む運送業では、若い人材獲得に活用したほうがよいといえるでしょう。