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物流事故の中で絶対に起こしてはいけない誤配とは具体的にどのようなこと?

2020.01.12
分類:リスク

物流事故の中でも、誤って配送してしまう誤配。破損や紛失ではなく、正しい届け先に荷物を配達できなかったことを示しますが、これも物流事故として扱われます。

では、誤配というのは具体的にはどのようなことか把握しておきましょう。

誤配が起きる理由でもっとも多いのは「思いこみ」?

誤配とは、配達先を間違えてしまう場合と、配達する荷物(商品)を間違えてしまう場合があります。このうち、配達先を間違えてしまう誤配が起きてしまう大半は「思い込み」によるもののようです。

たとえば担当していたエリアが変わったものの、そのエリアは以前自分が担当していた場所だったとします。

そして納品先を見ると以前そのエリアを担当していた配送先の名前だったので、同じエリア内に同じグループの店舗などができたことを知らず、そのまま前の配送先に届けてしまうという形です。

誤配が起きた後で、届け先が間違って荷物が届いたことに気がつかないこともありますので、その場合そのまま荷物を受領してしまうことになり、発覚が遅れることになり兼ねません。

 

誤配を防ぐために必要なこと

誘導の際に積み地の住所や会社名、積荷、担当者、電話番号などを乗務員に伝えることにしましょう。降ろし地の住所と場所ももちろん伝えることが必要です。

そしてドライバーに下ろす場所の伝票を確認してもらってから積み込みを始めるようにしてください。

 

面倒でも確認作業が必要

ドライバーの中には翌日の荷物を積み込んでその日の業務は終了させる方は少なくありません。配車担当者もその流れに慣れ、報告がなければ終了したのだと思いこみそのまま放置している場合もあるでしょう。

しかし本当に積み込みが完了しているのか、積み込み先で何かトラブルなどはなかったのか、下ろす際の伝票は渡されているかなど、確認作業をするのとしないのとでは誤配の発生頻度は変わるはずです。

 

確認の後は必ず報告を受ける流れを繰り返すこと

納品終了の報告の際にも、伝票に受領印をもらっているか、納品先名と受領印名は同じか、伝票枚数に間違いはないかなど確認が必要です。

仕事が終わってトラブルが発覚すると、同じような業務を日々行う中で、どこで間違いが起きたのか洗い出すのも大変ですし、記憶も薄れてくるので原因を確定させるまで時間もかかってしまいます。

急いでいるからこそそれぞれの仕事が終わったことを確認するようにしてもらい、報告を受けるという流れを面倒でも続けることが事故抑制になるはずです。