運送物流業情報ラボTransportation Logistics Information Lab

運送業界で軽貨物ドライバーとして働く人の仕事内容とは?

2022.08.15
分類:その他

軽トラックや軽バンなどの貨物車両に、荷物を載せて指定された配達先まで届けるのが「軽貨物ドライバー」の仕事です。

軽自動車に載せることのできる量やサイズの荷物を運ぶため、中型や大型のトラックによる運送よりも、配送距離や範囲も狭いといえます。

夜通し走行することもないため身体的負担の少ないことから、女性でも活躍しやすいのが軽貨物ドライバーといえますが、具体的な仕事内容について説明していきます。

軽貨物ドライバーの特徴と仕事内容

軽貨物ドライバーとは「貨物軽自動車運送事業」のことで、軽バンや軽トラックなど軽自動車を使った貨物事業のドライバーのことです。

比較的軽量で小さな荷物が多いため、女性や高齢の方でも活躍しやすいことが特徴といえるでしょう。

軽貨物ドライバーは、主に個人事業主として開業した方が、業務委託契約を結んで仕事をすることが多いといえます。

仕事内容を詳しく理解するために、次の2つについて説明していきます。

・軽貨物ドライバーが運ぶ荷物の種類

・荷物の配達先

軽貨物ドライバーが運ぶ荷物の種類

軽貨物ドライバーが運ぶ荷物は、たとえば食料品や日用品などが多く、最近ではウォーターサーバー水や医薬品、灯油、自動車部品などさまざまです。

荷物の配達先

軽貨物ドライバーの配達先は、一般家庭と企業という2つのケースがあります。

企業への配達はルートが決まっており、一般家庭の場合には頻度やルートは様々です。

また、配達先が企業の場合には専属定期便とスポット便に分けることができ、専属定期便では会社の配送業務を行う外注のような仕事です。

スポットの場合は依頼があったときのみ対応することになるため、不定期に仕事することになりますが、委託料が高めに設定されることから積極的に選ぶドライバーも少なくありません。

 

軽貨物ドライバーとして働くメリット

軽貨物ドライバーとして働くメリットは、まず仕事をスタートさせやすいことが挙げられます。

中型免許や大型免許など必要なく、普通免許を所有している方が軽自動車を準備すれば、ドライバーとして働くことができます。

また、事業に参入するまでのハードルも低めなので、ニーズに対応するべくスタートする方も増えています。

個人事業主として働けば、自分のペースで仕事ができ、荷物を運んだ分だけ報酬の受け取りが可能です。

体力に自信がない方でも、気軽に始めやすいことが軽貨物ドライバーの特徴であり魅力といえるでしょう。