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軽バンとは

 軽バンとはワンボックスのボディを特徴とした軽自動車であり、主に仕事などで使用する軽貨物車です。

 荷物をできるだけ多く積むことができるように、広い荷室や長時間走行できる耐久性能などが備わっており、運送業務でも活用されています。

 近年では自動ブレーキやアダプティブクルーズコントロールなどの先進機能が搭載されたモデルに、インテリアやエクステリアにこだわったモデルなども多くなり、以前のように地味な車両という印象はなくなってきたといえるでしょう。

 軽バンは燃費がよい

 軽バンの大きな特徴として、燃費の良さが挙げられます。

 角型の大きなボディは、どちらかといえば燃費の悪さをイメージする方もいうることでしょう。

 しかし実際には、高効率エンジンに省燃費など、効果的なトランスミッションが採用された優れた車種も増えています。

 代表的な軽バンの燃費（JC08モード）を見ても、いずれもリッター20～23キロとかなり高い燃費性能です。

軽バンは税金もやすい

 軽バンの税金は、以下のとおり軽乗用車と異なっています。

【軽乗用車】

自家用10,800円

営業用6,900円

【軽バン】

自家用5,000円

営業用3,800円

一般の軽乗用車の半分程度の税金に軽減されているのが軽バンの魅力といえるでしょう。

1年1度支払いが必要になるため、軽バンであれば毎年5,800円は節約できます。

燃費のよい軽バンの選び方

 軽バンを購入する際には、燃費性能の高い車種を選びたいものでしょう。

 燃費性能が高いほうが、ランニングコストを大きく抑えることができます。

 車種ごとのカタログなどには、JC08モードとWLTCモードの2種類の燃費性能が記載されているため、必ず確認しておきましょう。

 JC08モードとは2011年4月に表示が義務付けられた燃費測定方法であり、実燃費はJC08モード燃費よりも20%ほど低いと言われています。

 WLTCモードとは2018年10月に新しく導入された国際基準の測定方法であり、市街地・郊外・高速道路の3つの走行モードでの燃費が記載されています。

 走行シーンごとの燃費を確認できるため、実際のランニングコストを比べる上で参考になります。