物流業界でスポット的に仕事を請け負うカーゴ便とは？
軽ワゴン車両で荷物を運ぶサービスを「カーゴ便」といいますが、軽ワゴン車に積み込むことができる荷物の範囲なら、どのくらい積んでも料金は変わらないなど、貸し切りで車両を使える上に費用を安く抑えることができると人気です。
スポット的な配送サービスには、ほかにもバイク便などがありますが、荷物が複数個あるとバイク便では対応できませんし、バイクには積載できない大きさや重さのものでもカーゴ便なら利用できます。
一般的に配送距離に応じて運賃が決まることが多いため、多くの荷物を同じ場所に配送したい時には宅配便よりも速く、そして安く届けることが可能となると好評です。
カーゴ便で稼ぐために必要な仕組みとは？
もしスポット便で事業を始めようとおもえば、できるだけ数多くの仕事を受け売り上げを向上させるだけでなく、行く先々で次の業務を受けて経費を抑えましょう。
かかる経費は変えることなく、効率的に仕事を行うことを意識すれば生産性も向上させることができるからです。
この仕組みを可能とするのが、全国に拠点を設けている運送媒体の「スーパーカーゴ」などです。スーパーカーゴの本社傘下にある支店や営業所を配車センターとよばれており、その数は全国47か所に及んでいます。
スーパーカーゴの特徴
スーパーカーゴでは配車センターで荷主から配送業務を受け、無線機を使ってドライバーの現在地点などを確認し、荷物の引き取り先までの距離などを踏まえた上で条件のよいオーナードライバーなどに配送業務を発注するという流れです。
この流れから荷主にも素早く配車ができ、引き取りから納品までの時間を短縮できることが大きな強みとなっていいます。
スーパーカーゴのように配車センターから仕事の依頼を受けることができる形であれば、オーナードライバーは車1台あれば開業可能となり、初期投資にかかる資金を少なく抑えることができる上に必要とされる場所に移動しながら商売ができます。
スポットで仕事を引き受けるカーゴ便で開業するなら
カーゴ便は自分の裁量で働くことにはなりますが、責任がある分、やりがいもあり、様々な業種の品物を運ぶことができるので、荷物に関わる多くのビジネスの手助けができると考えられるでしょう。
何を運ぶかその時々によって異なりますが、その道のプロとして臨機応変に対応しながら仕事をこなしていくことにより、スポット的に請け負う幅を拡大できることになると考えられます。
