運送物流業情報ラボTransportation Logistics Information Lab

運送ドライバーの強い味方となるiPhoneなどで利用可能なアプリとは?

2021.05.21
分類:その他

運送会社のドライバーなどが荷物を届ける際、配達先がわからなくなったり再配達の荷物管理を負担に感じていたり…。そのような問題を解決させるのなら、ゼンリン住宅地図を使った「配達アプリ」を活用してみましょう。

iPhoneユーザーならAppStoreから、AndroidユーザーならGooglePlayからダウンロードできます。

運送ドライバーが紙の地図を持ち運ばなくてもよい

ゼンリン住宅地図は、日本全国およそ2000市区町村の建物名称・住宅居住者・番地などを1軒・1戸ごとに掲載している地図です。

そのゼンリン住宅地図を使った「配達アプリ」は、国内で唯一、ゼンリン住宅地図に対応している運送ドライバー向けの業務効率化アプリとなっています。

住宅地図の上に荷物情報や配達ステータスを入力することができ、顧客情報や配達時間を登録したり配達先の建物や個別情報を閲覧したりなど、ドライバーが求める機能を備えていることが特徴です。

紙媒体の地図や集荷伝票がなくても、スマホ1つで配達スケジュールや行き先を確認できるため、業務効率化に役立てることができるといえるでしょう。

 

配達アプリでできることとは?

ゼンリン住宅地図を使った「配達アプリ」は、まず住宅地図でおなじみのゼンリン地図をスマホ上に表示させることができるのは大きなメリットです。

紙媒体の地図では定期的に最新版に買いなおすことが必要ですが、アプリで表示される地図は自動更新されており、いつでも最新状態のものを閲覧することができます。

夜間の配達時間帯でも、スマホならバックライトで地図を閲覧しやすいため、業務効率化にも有効といえます。

そして郵便番号を入力すれば配達先の住所を簡単に検索でき、配達時間帯や宅配ボックスの有無などの情報も登録可能です。

荷物を登録すると、まだ配達の済んでいない件数なども地図上でいつでも確認することができます。

登録した配達先も配達時間帯ごとにアイコン表示されるので、不在が発生したときの配達スケジュールを簡単に更新でき大変便利です。

 

「配達アプリ」を使えば業務が効率化される可能性大

運送会社の配達・宅配業務に欠かせない住所や建物情報の収集の他、道路上の一方通行の情報まで正確に把握できることが「配達アプリ」の特徴です。

次の配達先まで交通ルートもナビゲーションしてくれるので、スムーズに運送ルートを把握し玄関口まで導いてくれます。

「配達アプリ」は、配達・宅配ドライバーの他、フードデリバリーや出前の配達員、バイク便などにも便利です。

有料機能は月額1,600円(税込)かかりますが、初回登録時は1か月無料で有料会員向け機能を使うことができるため、まずは試してみるとよいでしょう。