物流・運送会社が車両を購入するときは中古車と新車どちらがよい？
物流・運送業界で欠かすことができない車両。新たに購入する場合、新車がよいのか中古車がよいのか迷うこともあるでしょう。
複数台を新車で一度に揃えようとすれば高いコストがかかってしまいますが、中古車ならコストを抑えることができます。
しかし年式や走行距離、メンテナンスの程度などにより、日々運送で使用することとなるものなので中古車では不安を感じてしまうこともあります。
そこで、もし物流・運送会社などが車両を購入する場合、新車と中古車のどちらを選ぶべきかそれぞれのメリットとデメリットから考えてみましょう。
新車を購入するメリットとは？
新車のメリットはなんといってもきれいで見栄えのよいということ、そして誰も使用していなかった車両であるためその後のメンテナンスなどにも不安がありません。
中古車の場合、取れない汚れや塗装の剥がれや浮きなどがあると、そこから劣化が進みサビが発生する原因にもなります。
長く使用しつづけるためにメンテナンスは欠かせませんが、前所有者がどの程度メンテナンスを行っていたのか明確でなければ、見えない部分に傷みが発生している可能性も否定できません。
その点、新車であればそのような不安を抱えることがないので安心です。
中古車を購入するメリット
気持ちよく新しい車を運転できると、従業員のモチベーションも上がるでしょうし、会社のイメージアップにもつながります。
しかし新車は費用が高くかかってしまいますが、その点、中古車ならコストを抑えて購入することが可能です。
特に複数台買いそろえたい場合には、台数分費用がかかりますので、新車では負担が大きくなりすぎてしまうでしょう。しかし中古車なら検討しやすいことは大きなメリットといえます。
双方のメリットとデメリットを加味して検討を
低価格の中古車なら必要な台数の車両を揃えやすいことがメリットですが、新車であれば新たな技術が搭載されて、メンテナンスに費用がかからないことがメリットです。
反対に中古車の場合、これまでのメンテナンス履歴が明確でない場合は今後のメンテナンスに不安を感じることもあるでしょう。その点、新車ならディーラーがアフターメンテナンスを請け負い、併設された整備工場で適切なサービスを受けることができるでしょう。
どちらを選ぶかは購入する車両の台数や、購入後のメンテナンスなど様々なことを加味した上で決めることが必要です。
