運送物流業情報ラボTransportation Logistics Information Lab

軽自動車を使ったドライバーは稼ぐことができる?目安となる収入を紹介

2024.03.10
分類:経営

個人事業で運送業をスタートしようと考えたとき、軽自動車によるドライバーの仕事は本当に稼げるのか不安を感じる方もいることでしょう。

 軽自動車による運送業であれば、普通自動車免許があれば仕事ができ、積み込む荷物の重量や大きさも限られるため、女性やシニアなども働きやすいと考えられます。

 しかし実際にどのくらい稼ぐことができるのか、ある程度の目安を知っておくと安心です。

 そこで、軽自動車を使ったドライバーは本当に稼ぐことができるのか、目安となる収入や稼げる人の特徴を紹介していきます。

軽貨物ドライバーで目安となる収入

 軽貨物ドライバーで目安となる収入は、月収で平均2050万円程度です。

 1日にどのくらいの荷物を配達し、配達完了とできるのかが勝負といえるでしょう。

 あくまでも配達した個数に応じて収入が変わります。

 ただし運送会社と雇用契約を結び、毎月固定給を得る環境を整備すれば、会社員時代と変わらない待遇で軽貨物ドライバーとして働くこともできます。

  

軽貨物ドライバーで稼げる人の特徴

 軽貨物ドライバーで稼げる人は、主に次の3つの特徴を兼ね揃えています。

 ・体力に自信がある人

・精神面の負担に耐えられる人

・営業能力が高い人

 

それぞれ説明します。

 

体力に自信がある人

軽貨物ドライバーで稼げるのは、夏の暑さや冬の寒さでも体力を維持できる方です。

荷物の届け先によっては、5階建てでもエレベーターがない場合や、車が通れず歩いて届けなければならない場所などもあります。

その場合でも、体力に自信があり、運ぶことができる方こそが稼げる人といえます。

多くの荷物を軽自動車の中に、バランスを保って複数積み込むことができる体力もあれば、業務効率も上がり収入も増えやすいといえるでしょう。

 

精神面の負担に耐えられる人

軽貨物ドライバーとして稼げるのは、メンタルが強い方です。

クレームや苦情などの対応に追われるなど、精神部分で負担に感じることもある仕事といえます。

さらに予測していなかった交通渋滞やトラブルなども発生する可能性があるため、その場合でもストレスを感じることなく、冷静に対応できる方のほうが稼げやすいといえるでしょう。

 

営業能力が高い人

軽貨物ドライバーで稼げるのは、伝えられたことのみこなすのではなく、積極的に営業を変えることができる人です。

最低限の収入では満足できず、自分から仕事を取ってくる勢いのある方のほうが、当然といえますが稼ぐことはできます。

たとえば空時間を利用してドライバーのマッチングサイトを利用することや、運送会社にアプローチをして仕事を獲得するなど、営業能力と収入の高さは比例するといえます。