運送物流業情報ラボTransportation Logistics Information Lab

物流業界で企業経営を考える方におすすめの物流大学とは?

2020.04.15
分類:経営

物流における営業や経営など、物流業界において必要な知識を得るための学習を可能とする物流大学をご存じでしょうか。

この物流大学とは、社団法人全日本トラック協会が開講している全国レベルの本格的なビジネススクールです。

定期的に「物流経営士資格認定講座」を開講し、受講生を募集しており、すべての全課程を修了し試験に合格すれば、全日本トラック協会から「物流経営士」の資格が授与されます。

物流業界での営業に役立つ学習

物流経営士の資格を得るために学ぶことは、物流業界においての企業経営や物流営業のあり方を探る物流専門課程であり、経営基礎理論を基盤とした見識と的確な情報分析力を磨くことです。

物流経営の問題解明など、物流業界における戦略において対応できる最新の経営テーマを学習ことができます。

自社の需要創造に向けたカリキュラムが準備されているので、新たな営業スタイルを確立することが可能です。参加している他の受講生とも交流と図りながら、物流業界の現場や実務で抱えている課題、物流改善・提案営業における着眼点を実践的に学ぶことができるでしょう。

授業時間は総計116時間となっており、規定された単位を取得したのちに修了論文の作成・提出、そして所定の試験に合格すれば物流経営士の資格称号が授与されるという流れです。

 

企業経営に必要な能力やスキルを身につけることが可能に

専門の講師陣たちが経営基礎から物流の方向性まで幅広い知識を体系的に学ぶことができます。

視野拡大とマネジメント・営業能力を向上させることができるので、身に着けたプレゼンテーション能力がきっと役に立つことでしょう。

新たな分野からロジスティクス需要に有効な情報をいちはやく見いだすことができるようになり、ビジネスチャンスをつかむきっかけを多く獲得できるようになることが期待できます。

また、パソコンを用いたシミュレーション分析からデータ処理技術など、これからの企業経営に欠かすことのできない高度な情報化時代にも必要なスキルを学ぶことも可能です。

 

今後有効な学びの場として

宿泊研修を含み10か月間という長期研修を通じ、先輩経営者などを交えながらディスカッションを繰り返していきます。ヒューマン・ネットワークの構築が可能となるプログラムですので、物流業の基礎を学ぶこともできる上に、受講生同士の交流の場としてもなるので、有効な学習の場となることでしょう。

さらに試験に合格すると奨励金5万円が交付されますし、条件によっては厚生労働省の人材開発支援助成金も活用できる点がメリットです。