運送物流業情報ラボTransportation Logistics Information Lab

物流・運送の仕事で最小限に抑えたい荷物仮置きによる作業

2021.06.12
分類:経営

物流・運送の仕事において、まず物流の工程段階で荷物が滞留することもあります。これは、ある工程を終えた荷物の次の工程段階の作業が行き詰っており、次の段階に進めないことで起きてしまいます。

次の工程に進めなくなると滞留してしまうため、荷物仮置きといった対応が必要です。

さらに入庫した荷物を収納しきれないときにも、荷物仮置きによる対応が必要となりますが、いずれの場合も付加価値を生まない無駄な作業になってしまう可能性があります。

荷物仮置きはなぜ作業効率を低下させる?

なぜ滞留が発生し、荷物仮置きによる対応が必要となれば無駄な作業となるのでしょう。

この場合、荷物を置くスペースが必要なので別途場所を確保する作業、さらに荷物の移動などに必要な搬送設備と人員が必要になります。

荷物量が多く収納場所に保管ができない場合でも、やはり荷物仮置きスペース・設備・人員が必要です。

さらに何を仮置きしているのか、ラベルを作成し管理する上でも手間が発生し、作業の効率性を損なうと考えられます。

 

荷物の保管を効率よく行うには

なぜ物流センターや倉庫、工場などで保管コストが膨らんでしまうのかというと、主に次のようなことが要因として考えられます。

・部品や製品などが保管する棚のサイズに合っていないこと

・明確に保管場所を定めていないこと

・保管するスペースが有効活用されていないこと

 

物流倉庫では荷物の整理・整頓を

物流センターや倉庫で荷物の保管効率を高めていくために、まずは倉庫内の整理・整頓を徹底して行い、空いたスペースを有効活用できるようにしましょう。

ラックや自動倉庫なども導入すると、保管効率を上げることが可能です。

倉庫は使用面積に応じた賃料が発生するため、横に広くではなく天井までの空間を有効活用することを検討してください。

たとえば物流センターや倉庫、工場などの天井高が5.56メートルとした場合、平屋倉庫であれば固定ラックにパレット4段積み、多層階なら3段積みにすると保管効率が上がります。

 

倉庫内のスペース確保にも注意

倉庫内のスペースを確保する場合には、保管・作業・仮置き・その他(通話・自動倉庫)に分けましょう。

この中で注意したいのが荷物仮置きであり、できるだけスペースを広く確保しなくてもよい工夫が必要です。

入荷・入庫・格納・保管・出庫・出荷などの一連の作業の流れをできる限り統合して行うことで、仮置きスペースを広く取る必要がなくなります。