インターネットが当たり前のように日々活用されるようになり、ECサイトは拡大されオンラインで買い物を楽しむ方が増えました。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、生活用品などの配達も増えたといえますが、年末年始になるとさらにその量は増大なものになります。
運送業界はECサイト拡大により、年中多忙というイメージを持つ方も多いでしょうが、年末年始は繁忙期と呼ばれる時期であり、一段と忙しさが増すことが特徴です。
年末年始は運送業界が最も忙しく、多忙といえる時期の1つです。
特に11月10日から年が明けた年始の1月10日位までは繁忙期といえるほど忙しく、その背景にはクリスマスや大みそかに元旦など、季節のイベントが重なっていることが関係しています。
お歳暮やクリスマスカードにプレゼント、年賀状など季節のイベントに合わせた贈り物なども増え、年末商戦の影響も関係することで運送需要は一層高まり、業界は繁忙期となります。
年末年始は運送業の繁忙期ですが、引っ越しシーズンとなる年度末や年度初めなども引っ越し業者は大変忙しくなります。
そしてこの時期、運送業界も同じように忙しい時期を迎えることになりますが、引っ越し後の新生活に向けて電化製品や家具などを購入する方が増えるからです。
また、新入学や入社なども重なる時期となるため、贈り物も同じく多くなります。
実は年末年始や年度末・年度初め以外にも、夏場の6月中旬ごろから8月下旬までの時期は、運送業界も忙しくなります。
夏休みで多くの方が帰省や旅行を楽しむ時期ですが、その際に荷物や土産などを運ぶ方が増えるからです。
また、お中元や暑中見舞いなどを送る方も増えるため、運送業界も繁忙期となることが一般的といえます。
そして地域によって忙しくなるケースもあり、たとえばスキー場がある寒冷地はスキーを楽しむ方の荷物を配送することが多く、忙しくなります。
ゴルフ場などは時期に関係なく利用する方がいるでしょうが、行楽地が近隣にある場合には夏休みや冬休みの時期がさらに忙しくなるようです。
さらに野菜や果物など、特産品などの収穫時期になると、配送の依頼が増えるため運送業界も忙しくなることが多いようです。