トラックドライバーとして働く方の中には、運送会社に雇用されていない一人親方も含まれます。
会社に所属せず、職人として自営する人を一人親方と呼び、トラックドライバーにも一人で仕事をしながら月収100万円超える額を稼ぐ人もいます。
会社員としてではなく、個人事業主として仕事をすることで、成功すれば高収入を得ることが期待できるからです。
そこで、運送会社に雇用されていない一人親方のトラックドライバーとして働く方法を紹介します。
運送業界の一人親方とは、運送会社に雇われることなく、車両持ち込みで働くドライバーなどです。
軽貨物トラック・自転車・原動機付自転車・ダンプなどの仕事を一人で営んでいます。
労働者を雇用している場合でも、一定条件の下で一人親方としてみなす制度もありますが、一般的には本人とその家族の身の事業主を一人親方といいます。
一人親方としてトラック1台を購入し、開業して少しずつトラック台数を増やし、会社を設立するなど事業拡大させたケースもめずらしくありません。
もともと勤務していた運送会社で仕事を覚えて、自身のトラックを購入し独立するといたケースが多いといえるでしょう。
運送業の独立・起業のスタイルの1つです。
一人親方でトラックドライバーとして働くには、次の2つの方法で仕事を請け負うことが必要です。
・下請契約
・フランチャイズ契約
それぞれ説明します。
一人親方でトラックドライバーとして働く場合、大手の運送会社と下請契約を結んで仕事を請け負う方法があります。
大手運送会社の下請けになるためには、電話で問い合わせて営業をかけるなどの活動も必要です。
一人親方でトラックドライバーとして働く場合、フランチャイズ契約を結ぶ方法があります。
フランチャイズ契約とは、本部から加盟店として以下の権利を与えてもらう代わりに、対価としてロイヤリティを支払う契約です。
・商標・商号の使用
・商品・サービスの販売
・経営の指導・ノウハウ・サポート
本部とは別法人が個別で経営を行うイメージですが、その本部と契約した加盟店のオーナーが経営します。
仕事も本部から紹介してもらえるため、安定した収入を狙いやすいことがメリットです。
また、開業準備資金の一部などサポートしてもらえることもあるなど、開業の自己資金が少ないときにも安心といえます。