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運送業で多いのが盗難被害!その理由と予防策とは

2021.06.09
分類:リスク

運送業で盗難被害に遭う例はめずらしいことではなく、たとえば金属・ガソリン・重機など屋外で野放し状態のものが盗まれやすいといえます。

もしトラックが盗まれてしまったら事業活動を続けることができなくなるため、盗難リスクに備えておくことが必要です。

盗難による被害を防ぐために必要なこと

燃料費が高騰するとガソリンが盗まれる事件が発生しやすいですし、タイヤなどが盗まれることもあります。

最も困るのは1台数百万円以上のトラックが盗まれてしまうことで、もし盗難被害に遭うと仕事ができなくなり、依頼してくれた顧客にも大きな迷惑をかけてしまいます。

事務所にもパソコンなどの器機や現金などを置いていると被害に遭う可能性は十分ありますが、日々の業務に追われて防犯対策は後回しでは遅すぎます。

トラックにも事故防止に備えてドライブレコーダーを搭載することが多くなりましたが、急発進や急加速、長時間運転など様々な事故リスクを高める運転に注意を促してくれます。

同じように防犯についてもしっかりと対策を行っていくようにしましょう。

 

赤外線センサーや防犯カメラの設置を

運送業で実践していきたい防犯対策も、トラックの事故防止と同じくメッセージや警報音を鳴らすなどが有効です。

他にも光で威嚇するといった方法で、不審者や不法侵入した犯罪者を撃退させること可能となります。

たとえば外周に赤外線センサーなど使うといった方法であれば、広い敷地だとしても不審者の侵入を防ぐことができます。

夜間はセキュリティキーパーを点灯させておくと、警戒中でありセキュリティがしかれていることを知らせることができますし、防犯カメラを設置することも抑止効果を高める上で有効です。

運送業の敷地は広いことが多いため、防犯カメラを設置する場合には34台以上必要となるでしょう。

なお、防犯カメラを設置するのであれば雨風の影響を受けないよう、ハウジングカバーでカメラを覆っておくことも忘れないようにしてください。

 

トラックに鍵をつけたままにしないこと

敷地内だからと、トラックに鍵をつけたままにするケースもあるようですが、駐車の際には必ず抜いておいたほうがよいといえます。

さらに防盗性の高いハンドルロックやホイルロックなども装着するなど、の検討も必要です。

盗難被害に遭ってしまうのは盗まれやすいからといえるため、特に郊外で周囲は田畑しかなく街灯もないような農村地帯の場合には、より防犯対策を強化させておくことが必要といえます。