ECサイト運営をこれから始めようとする方や、通信販売で商品を販売する方などは、いずれにしても配送料をできるだけ安く抑えたいと考えるものでしょう。
どの業者に配送を依頼するかによって、かかる料金や利用できるサービスの特徴などは異なるため、大切な荷物を安く安全に送ることができる業者選びが重要です。
そこで、大手運送会社3社の配送料と提供されているサービスを、業者選びの参考のために紹介していきます。
ヤマト運輸では、配送業を軸として幅広く地域密着したサービスを展開していますが、サイズや用途による配送方法が選べることが魅力です。
たとえば「宅急便タイムサービス」などは、夕方に発送すれば翌8~10時まで、または翌14~17時までには届けてくれる迅速性が売りのサービスといえます。
クール便や海外便などの特殊な配送や、引越し荷物に車の配送も可能とする幅広い配送を可能としています。
ヤマト運輸の特徴として、
・業界トップクラスといえる配達スピード
・持込割など割引サービスも豊富に用意
・用途に合わせた集荷方法の選択が可能
・引越し荷物など大型荷物も配送可能
・海外発送やレジャー施設発送にも対応
などが挙げられます。
縦・横・高さの合計サイズと、配送先の地域により料金が変わる料金体系です。
佐川急便は飛脚宅配便というサービスを展開し、大きな荷物を配送したいときの「ラージサイズ便」や、衣類をハンガーにかけたままで送ることができる「飛脚ハンガー便」といったサービスなどもあります。
また、冷蔵・冷凍品の発送では「飛脚クール便」を利用できます。
法人契約すると割引や送り状発行してくれるといったメリットもあることが魅力です。
佐川急便の特徴として、
・170サイズなど大きな商品も発送可能
・法人契約は割引など便利なサービスの利用が可能
などが挙げられます。
宅配業者の中でも営業所数がもっとも多く、荷物の持ち込みや営業所止めなどが便利なのが日本郵政です。
ゆうパックでおなじみの宅配企業ですが、25kg以上や30kg以下の荷物を送ることができる「重量ゆうパック」や、冷蔵品を配達する「チルドゆうパック」などのサービスを展開しています。
また、「ゴルフゆうパック」「スキーゆうパック」「空港ゆうパック」など、旅行に便利なサービスも多いことが特徴です。
日本郵政の特徴として、
・営業所の数が配送業社中最多
・持ち込みによる割引サービスがある
・旅行に使えるプランの利用が可能
などが挙げられます。
ゆうパックは、重量一律25kgまでで、サイズにより料金が変わらないため、小さくて重い荷物を送るときには便利です。