フリマアプリとして多くの方に親しまれている「メルカリ」は、配送サービスの利用料金を2022年6月16日正午から値上げすることを決めました。
これまで安い料金で配送サービスを利用できていたため、ユーザーにとって配送料値上は大きな痛手となる可能性もあります。
そこで、なぜフリマサイト「メルカリ」では配送料値上に踏み切ったのか、具体的にどのくらいの料金が発生するようになるのか説明していきます。
フリマアプリ「メルカリ」の配送サービス利用料金は、2022年6月16日正午以降に購入された商品を対象として値上げされます。
メルカリ便はメルカリユーザーを限定として提供しているサービスであり、通常の配送料よりも格安利用できることが大きな魅力です。
ヤマト運輸の「ネコポス」を利用する場合、通常なら最大で385円かかりますが、メルカリ便なら175円で利用できます。
しかし2022年6月16日以降は、
・ネコポスは175円から210円へと値上げ
・宅急便コンパクトは380円から450円値上げ
・宅急便は60~160サイズまで最大150円の値上げ
・集荷サービスは30円から100円に値上げ
・ゆうパケットは200円から230円へ値上げ
・ゆうパケットポストは200円から215円へ値上げ
・ゆうパケットプラスは375円から455円値上げ
・ゆうパックは60~100サイズすべて70円の値上げ
と料金が変更されます。
メルカリ内にショップ開設できる「メルカリShops」の配送サービスの料金も値上げとなり、集荷料は30円のまま据え置きされますが、らくらくメルカリ便の送料をベースとしてクールメルカリ便60~120サイズは最大100円の値上げとなります。
たとえ値上げされたとしても、通常よりは安く利用できますが、ユーザーとしてはできるだけ値上げしてほしくないと考えるものでしょう。
メルカリが値上げを決めた理由として、物価上昇などの社会情勢やメルカリ便配送サービスを継続するためとしています。
消費税増税に運送業界全体人員不足、それに伴う人件費高騰や荷物量の急激な増加の影響なども関係しているのでしょう。
利用料金の改定タイミングは購入者が購入した日時が基準となり、2022年6月16日11時59分以前に購入された商品については旧料金が適用されます。
メルカリと比べるとユーザー数が少ないPayPayフリマですが、メルカリよりも配送料は安くゆうパックのサイズも豊富に準備されています。
また、販売手数料を10%徴収されるメルカリより、PayPayフリマは半分の5%で済むため、今後注目を集めそうです。