運送関連の情報サイトには、「ドットコム」という名称が使われていることが少なくありません。
ドットコムとは、
・トップレベルドメインのうち商業用を意味するもの
・インターネット関連ビジネスを手がけるベンチャー企業の総称
という意味がありますが、ネット関連の言葉として使われています。
そこで、「ドットコム」とはどのような意味があるのか、詳しく説明していきます。
「ドットコム(.com)」とは、インターネット上の「ドメイン」の名称の1つであり、世界でもっとも多く利用されています。
たとえば「amazon.com」などがその例ですが、「コマーシャル(commercial)」を省略した名称で、「商業に関する」「商業の~」という形容詞の意味を持つため、商品サービス全般や営利企業をあらわします。
インターネットを通して、商品や企業や商品を宣伝するコンテンツであることを意味するドメインといえるでしょう。
「ドメイン」とは、インターネット上の「住所」ともいえ、それぞれのウェブサイトはネット上の住所にある家と考えればわかりやすいといえます。
メールなど送るときの宛先として、ドメインが使われます。
そして届けるまでの「方法」「部屋」「階数」などを文字列であらわしたものが「URL」であり、どこに届けるのか特定するために必要です。
「ドメイン」は一般社会の住所ともいえますが、「ドットコム」はドメインの中で「トップレベルドメイン(TLD)」という群に分類されます。
たとえば住所は、「国」「県」「市」「町」などの区分で表記されますが、ドメインも「国家」や「分野」などの区分が存在し、それらの区分をトップレベルドメインといいます。
インターネット上の場所には、すべて「住所」があります。
そのためドメインも数えることができないほど存在するといえますが、代表的なものは以下のとおりです。
「.com」
「.net」
「.org」
「.jp」
「.tv」
それぞれのドメインについて説明していきます。
「商業」の分野で、国や地域に関係なく利用できるドメインです。
「network」を略した名称のため、ネットワークサービス提供者向けのドメインとされています。
「organization」を省略した名称で、非営利団体向けのドメインです
「japan」の略で、「日本」を表すドメインであり、日本国内に住居する個人や団体でなければ取得できません。
「tuvalu」の略で、太平洋の島国「ツバル」のドメインですが、アメリカのテレビ会社がツバル政府から使用権を買収したことで、ツバルに住居していなくても利用可能です。