運送物流業情報ラボTransportation Logistics Information Lab

運送業でドライバーとして働きたい求職者探しの方法とは?

2023.08.10
分類:その他

運送業のドライバーとして働きたいと考えている求職者を探すときには、人材の募集や採用において適切な方法を選ぶことが必要です。

 既存のドライバーの高齢化が進み、新たな入職者を採用することが急務ともいえる運送業ですが、人手不足解消で有効とされる求職者探しの方法について紹介していきます。

人材の紹介・派遣の利用

 運送業でドライバーとして働く人材を確保することは急務ともいえますが、確実に人材獲得につなげたいのであれば、人材の紹介や派遣サービスなどを利用するとよいでしょう。

 必要な免許や資格を保有しているなど、条件をクリアした人材を紹介してもらえることで、スムーズな人材獲得につながります。

 また、書類選考の手間もかからないため、一般募集で応募者を待つよりスピーディな採用が期待できるでしょう。

  

運送業・ドライバー用の求人サイトの利用

 運送業・ドライバー用の求人サイトなどを利用することでも、必要な免許や資格を保有するドライバーを獲得しやすくなります。

 ドライバーとして働いていた経験者や志望者が利用する求人サイトであるため、すでに必要な資格など取得した上でサイトを利用していることが多いからです。

 未経験者である場合にも、ドライバーを志望している求職者であるため、業務に対する理解や意欲が期待できるでしょう。

  

ハローワーク(公共職業安定所)の利用

 公共職業安定所であるハローワークを利用することで、費用をかけずドライバーとして働きたい求職者を探すこともできます。

 特に地方などで地元人材を採用したいという場合など、ハローワークを利用するとよいでしょう。

 インターネットでも求人情報を閲覧できるため、首都圏からのIターン希望者などの応募も期待できます。

 長期的に募集を出す場合、求人サイトであれば費用がかかりますが、ハローワークなら無料です。

 ただし求職者に応募を促してくれるわけではないため、スピーディな採用にはつながらない可能性もあります。

  

折り込み広告の利用

 折り込み広告を利用する方法でも、ドライバーとして働きたい求職者を探すことはできます。

 地元の新聞の折り込み広告などであれば、募集要項など詳しく記載することができ、何よりも地元に根付いた媒体を利用するためそのエリアの人材獲得につながりやすいといえます。

 配布エリアも指定できるなど、求人ニーズに関するリサーチもしやすい反面、エリアによっては求職者がいないとも考えられることや、若年層の応募者は期待しにくいことがデメリットです。