アマゾンは「Amazon Flex」のデリバリーパートナーについて、軽乗用車を使った配達が可能になったことを2023年10月に発表しています。
ドライバーはこれまで、軽貨物車に限定されていたため、軽乗用車は利用できないことに不便さを感じる声も少なくありませんでした。
しかし軽貨物車に限らず、日常的に運転している軽乗用車を使った配達もできるようになったことで、空き時間を利用して「Amazon Flex」による配達ビジネスを始めることができるようになりました。
軽貨物車以外の軽乗用車を使うことができるようになったアマゾン配達ビジネスのメリットについて紹介していきます。
従来までの「Amazon Flex」で、ドライバーが配達に利用できるのは軽貨物車に限定されていました。
しかし「ワンボックスカー」や「スーパーハイトワゴン車」で配達することもできるように変わったため、Amazon Flexの配達ビジネスを始めやすくなったといえます。
まずは黒ナンバーを取得し、スマートフォンや車検証などを準備することで、たとえ配達未経験の方でもビジネスを始めることが可能です。
「Amazon Flex」における「ブロック」とは、配達業務の単位を意味します。
デリバリーパートナーが自身の都合に合ったオファーを取得できるように、色々な長さのブロックが用意されており、短いものなら2~4時間程度、長ければ8時間程度のブロックで仕事ができます。
「Amazon Flex」は、アマゾンで注文された荷物を購入者宅など指定された場所に配達することが仕事ですが、稼働時間も自由に決めることができます。
20歳以上で運転免許証があり、貨物軽自動車運送事業の届出をしている軽貨物車または軽乗用車を所有していれば請負が可能です。
日常使用している軽乗用車を使って行う「Amazon Flex」のメリットとして、次の2つが挙げられます。
・一定時間内に集中して働ける
・手続に手間がかからない
それぞれのメリットについて説明します。
「Amazon Flex」は、自身の希望するブロック目安時間内に集中して配達ができます。
時間を有効活用しつつ、安定した報酬を得ることができることがメリットといえるでしょう。
「Amazon Flex」で必要な黒ナンバー取得の手続は、運輸局まで車両を持参し、各種の届出をするだけです。
免許証や車検証を提出するときにもスマホで写真を撮影してアマゾンに送信するだけのため、手間がかかりません。