軽自動車の最大積載量は350キロですが、あくまでも4ナンバーの貨物目的の自動車に適用されます。
軽自動車は幅が理由で駐車できないケースも少なく、小回りが効くため狭い道や入り組んだ住宅街などで運転もしやすいなど、運送業にもぴったりといえます。
さらに重量が軽いモデルが多く、税金や燃料費などのランニングコストも抑えることができます。
そこで、軽貨物車の車両規格サイズや特徴、メリットに最大積載量などを解説していきます。
軽貨物車は、軽トラックや軽バンなどの軽商用車であり、軽自動車の一種です。
そのため基本的な車両規格は、一般的な軽乗用車と同じく全長3,400mm以下・全幅1,480mm以下・全高2,000mm以下・排気量660cc以下とされています。
軽貨物車は、軽乗用車と違って多く荷物を運ぶことができる工夫が施されています。
特徴として挙げられるのは、主に次の3つです。
・荷物を多く積むことができる
・小回りが利く
・荷物の状態を確認しやすい
それの特徴について説明します。
軽貨物車は高さ120cm・横130cm・奥行180cmまでの荷物なら運ぶことができ、最大積載量は350kgとなっています。
後部座席のシートを倒すことで広い荷台として使用が可能となります。
また、荷物をスムーズに積み込むことができるように、開口部も広く取られており、タイヤも頑丈でサスペンションも固いことにより重さのある荷物の配送にも耐えることができます。
軽貨物車は、コンパクトなボディであるため、小回りが利くというメリットがあります。
たとえば大型トラックでは通行できないほど狭い道でも、軽貨物車であればスムーズに通ることができ、その先にある配送先まで到達できるといえるでしょう。
また、大型トラックに積むとスペースが余ってしまう量の荷物の場合でも、軽貨物車ならスペースに無駄を作らず運ぶことができます。
軽貨物車は、運転席から目に触れる位置に荷物を積むことで、常に荷物の状態を常に確認できます。
軽貨物車の最大積載量は、乗用車ではなく4ナンバーの小型貨物車両のみに適用されることです。
軽トラックやバンタイプなどの車ともに350kgまでとされていますが、最大積載量の計算はあくまでも車内に積む荷物量で決定します。
運転手を含む乗員の重量まで含まないため、人の重さやガソリンの量など考慮して、荷物を決める必要はありません。