軽貨物車は、軽貨物ドライバーが仕事で使うだけでなく、プライべート使用でも人気がある自動車です。
荷物を運ぶことに特化し、進化したことでできた軽バンが軽貨物車であり、デザイン性も重視されたタイプが増えたことで普段乗りする人も少なくありません。
車種数も増えた軽バンと呼ばれる軽貨物車ですが、プライベートと仕事で使いやすい車種の選び方を紹介していきます。
「軽バン」とは、4ナンバーの小型貨物自動車登録の軽ワンボックスカーです。
似たような軽ワンボックスの場合でも、5ナンバーや7ナンバーの小型乗用登録の軽ワゴンとは、車内の作りや安全基準、税金などが異なります。
軽バンは、車体がスクエア型であるため荷室が広く、多く荷物を積み込むことができることが特徴です。
積載容量を優先するため、内装材の厚みも最低限にとどまっていることが多くなっています。
荷物をたくさん積んでも長時間走ることができる耐久性の高さも魅力であり、軽貨物ドライバーに喜ばれる働く車として開発されていることも特徴で。
軽バンを選ぶときには、次の3つを基準や目安とするとよいでしょう。
・荷室の広さ
・燃費性能の高さ
・安全装備の充実性
それぞれ説明します。
軽自動車は軽規格限界に近い寸法で作られているため、車内が広々としています。
荷室についてはエンジン位置などレイアウトで異なるため、積み込むことの多い荷物によって、荷室長に優れる車種などを選ぶとよいでしょう。
燃費性能は高いほうがガソリン代もかからず、ランニングコストを抑えることができます。
燃費はAT・CVTよりもMTの方が優れていると思われがちであるものの、CVTの方が優秀なことも少なくないため、必ずチェックしておくことが必要です。
毎日仕事で使う車両だからこそ、事故リスクを抑えることのできる安全装備が備わっているほうが安心です。
軽バンでも安全性能を強化したタイプの車種も販売されており、たとえば衝突被害軽減ブレーキなど、先進安全装備が標準化されているケースもあります。
中古車を購入する場合には、車種だけでなく、年式・グレード・オプションなどで装備されている安全機能は大きく異なります。
目視だけで判断できない場合もあるため、装備内容を事前に確認することが大切です。