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物流業界で役立てるために試験を受けて取得しておくとよい資格とは?

2020.04.14
分類:その他

物流関係の方が取得しておくとよい資格はいろいろありますが、現場で活躍するのか、それとも管理を重視するのかによって取得しておくとよい資格は異なります。

実施される試験も主体となる機関に違いがあるため、難易度なども異なると認識しておくべきです。

そこで、物流業界で役に立つ資格の種類にはどのようなものがあるのか、その種類などご説明します。

試験を行う主体となる機関の違い

資格といっても国家資格や公的資格、民間資格まで種類はいろいろです。

国家資格は法律に基づき、国や国から委託された機関が試験を実施するものです。おこないます。

公的資格は法律上の規制はないものの、行政やそれに準ずる機関が試験を実施しています。

民間資格は企業や民間団体などが試験を行うため、法律上の規制はなく種類も豊富であることが特徴です。

民間資格よりも国家資格や公的資格などのほうが信用度は高いので、現場などでも役立ちやすいといえるでしょう。

 

物流業界で取得しておくとよい資格の種類

国が主体となり試験を開催するのか、それとも行政か民間団体などにより、試験の難易度は異なります。

そして物流関係の資格には現場系、管理系、国際物流系など種類があるので、それぞれどのような資格があるのか把握しておきましょう。

現場系の資格

物流業界における現場とは倉庫や物流センターなどのことですが、このように輸送を行う現場で生きる資格を紹介します。

・大型、中型、大型特殊、けん引などの自動車免許

知名度の高い国家資格であり、輸送に用いるトラックを運転する時などに必要となる資格です。

・フォークリフト運転技能者

こちらも国家資格であり、倉庫でフォークリフトを運転する時にはこの資格が必要です。

・危険物取扱者

タンクローリーや石油貯蔵タンクなど、危険物の貯蔵の取り扱いがある車を運転する場合には必要となる国家資格です。

管理系の資格

同じく倉庫や物流センターで管理を行う時や、指導・監督する際に役立つ資格です。

・運行管理者(貨物)

運送会社において、輸送の安全に対する指導・監督を行うために必要な国家資格です。

・倉庫管理主任者

倉庫で火災が発生することの防止や、倉庫管理業務に関係する方の民間資格であり、倉庫業者には選任が義務付けられていると認識しておきましょう。

・ロジスティクスオペレーション

倉庫内の荷役、梱包、輸送といったオペレーションのために必要な知識を取得する上で役立つ公的資格です。

国際物流系の資格

海外取引など、グローバルな物流において取得しておくとよい資格です。

・通関士

輸出入業界に代行し、通関手続きを行うために必要な国家資格です。

・国際物流管理士

国際物流を行う上で必要とする専門知識と技法を備えていることを証明する民間資格です。