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東京流通センターが物流ビルの建て替えを予定!どのように変わる?

2020.06.19
分類:その他

東京流通センター(TRC)は物流施設として物流ビルA棟、B棟、C棟、D棟を所有していますが、2018530日、大田区平和島6丁目の所有ビルである物流ビルA棟を20215月末に閉館しました。

物流ビルA棟を閉館した理由は新たに建て替えることであり、新棟が竣工されたときにはどんな物流施設ニーズに対応可能な建物ができるのだろうと、業界でも期待が高まっているようです。

どのような場所に建て替えが検討されている?

東京流通センター(TRC)が所有するビルの建て替えの計画地は、首都高速羽田線平和島ICに隣接している場所です。

都内を中心として首都圏広域に配送するためにもよい場所であり、東京湾国際コンテナターミナル(大井ふ頭内)からは約5キロ、羽田空港国内貨物地区からも約6.5キロであるなど、国内の全国配送や国際物流拠点に近接しているエリアとなっています。

東京流通センター(TRC)構内には、飲食店やクリニック、コンビニ、郵便局など、様々な施設が入っているので就業場所としても優れた環境です。

 

所有ビルの建て替えはいつ完成?

今回建て替えが予定されている物流ビルA棟は、5t車が最上階まで乗り入れることができる延床面積約5万坪という巨大な物流基地です。

東京ドームの約4倍という巨大建物であり、トラックは自走で最上階まで乗り入れ可能という走行性が考慮された設計であることも特徴です。

各棟257坪から使用が可能となっており、1フロアは最大約4,895坪まで広げることもできます。

所有ビルの建て替えを通じながら、環境部分に対応させることや、震災が起きたときの防災面の安全性向上、高度化する物流施設ニーズに対応することを図っていくとされています。

行政の指導や関係各社の協力なども欠かせないところですが、2021年6月に解体着工となり、2023年夏頃に新棟竣工が予定されているようです。

 

次々に新しい取り組みを行う東京流通センター

東京流通センター(TRC)は、東京モノレール・流通センター駅前に立地しており、敷地には2棟のオフィスビル、床面積約12万坪という広大な4つの物流倉庫、それにイベントホールも備えられているなど1つの街が形成されています。

そもそも東京流通センターはドローンをつかった社会実装に取り組んでいるベンチャー企業のアイ・ロボティクスと協力し、ドローンを活用した新しい物流施設の運営・管理をめざし協業を開始したのが20201月です。

東京流通センターが所有している物流施設の一部を、ドローン飛行実験場として活用し、共同で将来は実用化や事業化を見据えながら高度で効率的な運営・管理の方法を開発していこうという取り組みとされています。

次々ととに取り組みを始めているので、今回の所有ビルの建て替えもその取り組みの1つといえるでしょう。