運送業で発生するトラブルの種類を把握しドライバーの意識改革を!
運送業などで独立開業、または法人設立するという方も少なくありませんが、この場合、特に顧客からの評判は重要です。
もし、トラブルなどを起こし、一度でも顧客からの信頼を失ってしまうと、次の仕事に繋がらなくなってしまうだけでなく、失った信頼を取り戻すまでにはかなり時間が掛かります。
本業に専念したくても余計な労力や時間を割かれることとなり、事業を継続できなくなる可能性もでてくるかもしれません。
窮地に追い込まれることを防ぐために
運送業を営む場合、生じる可能性のあるトラブルをどのくらい少なくできるのかは、会社の経営を成功させる大きなポイントになるといえます。
どれほど注意していたとしても、配送トラブルなどが絶対に起こらないとは言い切れません。
未然に窮地に追い込まれる事態を防ぐためには、ドライバーが起こしがちなトラブルを事前に把握しておき、それぞれの対策を講じておくことが必要です。
運送業で起こりがちなトラブルとは?
では、運送業を営む上で、実際にどのようなことが原因でトラブルが起きてしまうのでしょう。
よくみられるトラブルには、顧客対応、破損・汚損、誤配・遅配などがありますが、それぞれの内容について確認しておきましょう。
□顧客対応のトラブル
すべての仕事で共通するのは、報告・連絡・相談を怠ることでトラブルに発展するケースです。
商品を納品した時に破損していたことの報告を行わなかった場合や、顧客に相談せずに違う場所に勝手に商品を納品したりなど、顧客からの印象を悪くしてしまう可能性があります。
□破損・汚損のトラブル
商品をうっかり落として破損させてしまったり、扱いが雑だったばかりに壊してしまったり、また、注意不足で汚してしまったりなど、商品を無事に届けることができないのは死活問題といえます。
基本中の基本ですが、配送する商品には細心の注意を払い、安全に無事に届けることが大切です。
□誤配・遅配のトラブル
商品と伝票の確認を怠って配送先を間違えてしまったり、午前中必着のはずが交通渋滞で1時間程度遅れてしまったりなど、想定していたスケジュールで届けることができなくなるのは大きな問題です。
トラブルを回避するためにはどうすればよい?
トラブルが起きる要因には色々ありますが、商品の積み残し、検品漏れ、ドライバー自身の意識の低下などにも注意が必要です。
どれもちょっとした不注意や確認を怠ったことが原因で起きるトラブルばかりですので、ドライバー自身が少しのミスが命取りになることを自覚し、高い意識を持って仕事に励むことが大切といえるでしょう。