運送物流業情報ラボTransportation Logistics Information Lab

物流業界におけるエクスプレスという言葉は?

2021.01.16
分類:その他

物流業界において、「エクスプレス」という言葉が使われることが多々あります。

そもそもエクスプレスとは、「express」という「速い」という意味を持つ言葉からの言葉です。

他にもエクスプレスという言葉は、急行列車や特別急行列車や高速バスの愛称などとしても使われていますし、宅配便など荷物輸送・貨物輸送、その速達便などの名称としても使われています。

そこで、エクスプレスという言葉が名称となった、事業者向けの宅配便サービスをご紹介します。

日本通運が提供するエクスプレスハイスピード

たとえば日本通運では、国内航空貨物輸送(エクスプレスハイスピード)というサービスを提供しています。

このエクスプレスハイスピードは企業間物流に特化したサービスで、ビジネスに欠かすことのできない定時性を提供しています。

配送ネットワークを全国に張り巡らし、高い品質の配送をサービスとして提供することを実現し、様々な顧客業務やニーズに対応していることが特徴です。

具体的なサービスの内容

1枚の送り状があれば同じ送り先に複数個、荷物を送ることを可能としている複数個口対応サービスでは、発生する料金が個数に関係なく重量建で計算されることがメリットです。

全国の営業所で荷物を留置くことも可能ですし、全国主要都市に翌日午前または翌日午後に荷物を届けることができます。

またオプションサービスとして、該当するエリア限定となりますが全国主要都市に対し、当日中に荷物を届けることができますし、翌朝89時・810時の間にも荷物を届けることも可能です。

 

日本郵便の「ゆうグローバルエクスプレス(UGX)」

日本郵便でもエクスプレスという名の付く、ビジネスを支援する「ゆうグローバルエクスプレス(UGX)」という国際宅配便サービスを提供しています。

海外の優れた物流事業者と提携して、商品・サンプル品・贈り物などを安定品質で簡単・確実に送ることができます。

海外向け小口荷物の宅配サービスであり、これまでの国際郵便サービスを補完しながらニーズに応じたサービスを提供していることが特徴です。

オンラインシッピングで運送状・インボイスの作成も簡単にできます。

個人宅やオフィスなど、指定された届け先まで確実にドア・ツー・ドアで配送を行い、荷物の追跡も可能です。海外の通関業者が通関手続きもスムーズに行ってくれるため、安心して荷物を任せられます。

燃料割増料(フューエルサーチャージ)も不要なので、コスト削減にもつながることが魅力です。