運送業を営む場合や運送会社でドライバーとして働くとき、車両だけあればよいわけではなくあると便利な道具をご存知でしょうか。
そこで、車の中で過ごすことが多いドライバーにとって、これはあったほうがよいと思われる便利な道具をいくつかご紹介します。
スマートフォンやナビなどがあるため、地図は不要と考えてしまうものです。
しかし途中で充電が切れたり故障したり、その場合にはスマホ内のマップやナビが使用できず、配達ができなくなってしまいます。
万一に備えて、必ず地図は持っておくようにしましょう。
運送業のドライバーとして働くのなら、まず台車は必ず持っておいたほうがよいといえます。
台車は大きさや重さのある荷物を運ぶときに使いますが、選ぶとよい台車は軽くて移動の際に静かでストッパーがあるものです。
どのくらいの重量まで載せることが可能かといった部分も大切ですが、たとえば軽貨物であればそれほど大きさや重さのない荷物が多いので、プラスチック製のものでも十分です。
オリコンとは折りたたみコンテナを省略した呼び方で、簡単に折りたたみができ軽くてコンパクト、そして丈夫なつくりのものも多くあります。
エリアごとの仕分けなどでも大変便利なので、1〜2個装備していれば車の中の整理整頓に役立ちます。
配送で伝票はお金と同じくらい重要であり、万一紛失すると個人情報が漏えいしてしまい、賠償問題にもなりかねません。
そのため、伝票ケースやクリップボードなど、使いやすく丈夫なものを選んで持っておくと安心です。
現場で仕事をするときに、ケガを防ぐだけでなく手から荷物が滑り落ちてしまわないように、軍手は必需品です。
自分の手に合ったサイズのものや、滑り止めのゴムが付いているものなど、選ぶときには注意してください。
スマートフォンの充電が切れてしまうと、会社との連絡がつかなくなるなど様々な面で支障をきたします。
そこで、モバイルバッテリーなども持ち歩けば便利ですが、シガーソケットに差し込むことが可能な充電器であれば、スマートフォン以外の充電も可能です。
会社や顧客から、トラックで移動中に携帯に電話連絡が入ることはめずらしいことではありません。
しかし運転中の通話は禁止されていますので、シンプルなワイヤレスヘッドホンなどがあれば便利です。
ボタンを押すだけで着信できるタイプのものが便利ですし、バッテリーがどの程度持つかなど確認した上で購入しましょう。
小さければ小さいほどすぐにバッテリーが切れる場合もありますし、紛失のリスクも高くなるためそれらを踏まえて検討しましょう。