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物流・運送業界で欠かせない倉庫内の作業内容とは?

2022.01.14
分類:その他

物流・運送業界では倉庫内の作業が欠かせませんが、主な業務として挙げられるのはピッキングと出荷です。

他にも様々な作業を行うことになりますが、具体的にどのような仕事があるのか説明していきます。

倉庫内作業は主に8つ

物流・運送業界で欠かすことのできない倉庫内作業として、主に次の8つの仕事が挙げられます。

・ピッキング

・出荷

・検品

・仕分け

・箱詰め

・梱包

・ラベル貼り

・フォークリフト操作

このうち、フォークリフトを使った作業は免許が必要となるため、誰でも担当できるわけではありません。

また、これらの作業は担当者が一人ですべて行うのではなく、それぞれ業務ごとに担当者が配属されることが一般的です。

 

倉庫内作業の代表的な作業といえるのがピッキング

倉庫内の作業の中で、代表的といえるのがピッキングです。

倉庫内に保管されている商品から、出荷伝票に記載されているとおり集める作業となりますが、台車などに載せて指定の場所に運ぶといった場合もあります。

検品・梱包・箱詰め・仕分けといった作業も倉庫内で行われる作業ですが、仕分けと同時に梱包を行うケースもあるなど、倉庫の規模により異なっています。

 

倉庫内の作業は比較的誰でも始めやすい

倉庫内で行う作業は先に挙げた8つですが、フォークリフトの操作などは免許を必要とするものの、それ以外は比較的簡単に誰でも始めやすいことが特徴です。

経験がなくても難しい作業が少ない上に、力が必要という仕事も少ないため、性別や年齢を問わず始めることができます。

そして接客など人と接触する仕事は苦手という方でも、必要最低限のコミュニケーションで黙々と仕事を行うことができるため、集中して裏方の仕事をしたい方にも向いています。

特に技術も不要なので、慣れてくれば工夫を積み重ねながら、効率的に業務を進めていくことが可能となるでしょう。

 

作業の内容と相性が合わないケースもある

倉庫内の作業は比較的誰でも始めやすいことがメリットですが、倉庫によっては体力が必要なこともあり、丁寧さや繊細さを求められることもあります。

そのため単調な仕事なので簡単にできると考えていたものの、実際には作業内容と相性が合わなかったというケースもあるようです。

さらに倉庫内での作業は人とのコミュニケーションは少ないですが、仕事ながら、倉庫全体の流れを途絶えさせないため、他の作業を行っている方との協力や連携は欠かせません。

次の工程に進む手前で作業が滞れば、その先のすべての工程に影響することになるため、他の業務担当者との連携を図れる程度のコミュニケーション能力は必要です。