コンビニルート配送を行う運送の仕事とは?
24時間営業しているコンビニエンスストアは大変便利です。気軽に足を運べ、何か足りないものをすぐに購入できるなど、なくてはならない存在という人も少なくないでしょう。
そのコンビニへと、食品や雑貨を運ぶ運送の仕事があります。コンビニルート配送と呼ばれる仕事ですが、一般的には決められたエリア内のコンビニへと荷物を届ける仕事です。
コンビニルート配送の主な仕事
配送スタイルは対応する企業などによって異なります。
アイスや常温食品は1日1回、パンなどの食品は1日2~3回という場合が多いようですが、コンビニによって異なります。
主に、配送するトラックへと商品を積んで、それぞれのコンビニ店舗へ配送し、納品に使ったケースを回収してまた配送センターへ戻すという内容ですが、トラックが使われることが一般的です。
使われるトラックの種類は?
2トンから4トン程度の中型トラックですが、最も多いのが3トントラックです。
中には4トンのゲート車で配送しているコンビニもあります。ゲート車の場合、後部に板状の昇降機が付いているので、積み下ろしが容易であることが特徴です。
それぞれ、常温、冷蔵、冷凍など保管状態ごとに商品を分けて配送します。
□常温車両の特徴
常温車両は、主にジュース類やお酒類の飲料、菓子やカップ麺、生活雑貨などです。常温便は選ぶ商品の数が多いので、最初は積み込みに苦労することがあるようです。また、1つの店舗での納品時間が最も長くなりがちですが、その理由として商品数の多さが挙げられます。手押し台に乗せて運ぶ作業を数回繰り返すことになるようです。
□冷蔵車両の特徴
冷蔵車両は弁当やおにぎり、乳飲料、調理パンなど、管理温度が5度前後の商品で、1日2~4回程度、毎日配送します。
□冷凍車両の特徴
冷凍車両は、冷凍食品やアイスクリーム、ロックアイスなど-20度で管理する温度のものを、素早く冷凍車へ積み込み配送します。
コンビニルート配送の特徴
ルート配送にもいろいろありますが、特にコンビニのルート配送はイレギュラーな店舗への訪問などが少なく、比較的決まったルートで毎日運転することになるのが特徴です。
配送に使用する車両は、商品を最もおいしい状態で保持できる適温状態で可能となることが必要です。そのため、冷凍や冷蔵、常温などの商品に分け、それぞれに合ったトラックで運ぶことになります。
なお、地域や適温となる商品の種類によって、運送会社が異なる場合も多々あります。